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J-GLOBAL ID:201302241666282754   整理番号:13A1607359

PCケーブルの破断を伴うグラウト損傷過程のアコースティックエミッションを用いた時間的及び空間的評価

Temporal and spatial evaluation of grout failure process with PC cable breakage by means of acoustic emission
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  ページ: 1286-1292  発行年: 2013年11月 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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腐食に起因するケーブルの破断がポストテンションPC構造物で頻繁に報告されており,最悪の場合には最終的な破壊に至っている。しかし特定の破壊メカニズムもケーブルの破断の決定的な調査方法も未だ明らかにされていない。本研究ではケーブルの破断とそれに続く破壊過程をアコースティック活性により調べた。ケーブルが破断する際にアコースティックエミッション(AE)と呼ばれる弾性波を伴って弾性エネルギーが解放される。このAE活性によって破壊の判定と,それに続く源位置標定が可能である。実在のPCの破壊では破壊位置周囲の再定着によって生じる破損したグラウト材と緊張材の摩擦による二次的AE活性を調べることにより破壊域を判定することが可能であった。本研究では,実大PC梁の4点曲げ試験によりこれらのAE活性を実験的に生じさせ,各PCケーブルの応力を順次低減させることによりケーブルの破断を再現し,破断域とグラウト材の損傷域をAE活性により定量的に判定した。破壊種類に関してAE活性を慎重に観察した結果,ケーブル破断とそれに続く再定着による破壊進展をAE活性によって判定できることが明らかになった。さらにAE源が他と異なる特異な周波数を有することから,再定着域を有する実際の破壊を判定できた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非破壊試験  ,  コンクリート構造 

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