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J-GLOBAL ID：201302242904709741   整理番号：13A1143697

最先端化学工学を支える物性研究-測定とシミュレーションの現状と展望-固液平衡(固体の溶解度)のデータ,測定法および計算法の現状と今後の展望

著者 (1件)： 松田弘幸 (日本大 理工)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 77  号： 7  ページ： 482-485  発行年： 2013年07月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,医薬品は薬理活性の強いものが開発される一方で,複雑な化学構造や大きな分子量を持つものも増えており,副生成物などの不純物を高度に分離する技術も求められている。また,水への溶解度がきわめて低い難水溶性医薬品も増えており,これらの溶解度向上技術も重要である。固液平衡(固体の溶解度)データは,晶析装置の設計・開発ならびに結晶化現象の詳細な解明,および難水溶性医薬品の可溶化技術において最も基本かつ重要な物性値である。本稿では,最近報告された固液平衡・溶解度の測定に関する文献調査の結果をもとに,固液平衡・溶解度の測定データ,測定法,および計算手法に関する最近の研究の動向と今後の展望について紹介した。固液平衡データの動向,固液平衡の測定法,固液平衡の計算法などについて解説した。

シソーラス用語： 先端技術 ,  *化学工学 ,  *物理的性質 ,  研究 ,  計測 ,  *計算機シミュレーション ,  *固液平衡 ,  溶解度 ,  データ ,  計算 ,  測定データ
準シソーラス用語： 最先端技術

分類 (2件)： 化学工学一般  (XA01000E) ,  相平衡・状態図一般  (CB03011C)

引用文献 (22件)：

• 分離技術会編. 実用製造プロセス物性集覧. 1997
• DOMANSKA, U. J. Chem. Thermodyn. 2012, 55, 225-233
• DOMANSKA, U. Fluid Phase Equilib. 2011, 308, 55-63
• HAHNENKAMP, I. Int. J. Pharmaceut. 2010, 388, 73-81
• DOMANSKA, U. Int. J. Pharmaceut. 2011, 403, 115-122

タイトルに関連する用語 (12件)： 最先端 ,  化学工学 ,  物性 ,  研究 ,  シミュレーション ,  現状 ,  展望 ,  固液平衡 ,  固体 ,  溶解度 ,  測定法 ,  計算