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J-GLOBAL ID：201302243056476487   整理番号：13A0517565

食農連携による垂直的チェーン-農業サイド主導のチェーン構築を対象に-

著者 (1件)： 清野誠喜 (新潟大 農)
資料名： フードシステム研究  (Journal of Food System Research)
巻： 19  号： 2  ページ： 117-120  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： L4386A  ISSN： 1341-0296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農業と食品産業の連携による垂直的なチェーン構想に関し,はじめに既報で展開された主体間関係論について考察した。ここでは流通チャネル論およびマーケティングにおけるパラダイム変化が論じられた。重要となるのはサプライチェーン(供給連鎖)とバリューチェーン(価値連鎖)の統合化であり,農村における地域再生を目指した農業主導によるチェーン構想である。今後の主体間関係研究において求められるのは,営業研究および消費者との関係分析であり,更に以下の諸点についての展開・深化が求められる。1)個別経営における6次産業化のマネジメント手法,ビジネスモデルの検討,2)地域マネージャーに関する分析,3)農業サイド主導の統合化戦略の持続性検証,など。

シソーラス用語： *協力 ,  農業 ,  工程 ,  *食品流通 ,  地域開発 ,  農業経営 ,  食品工業 ,  マーケティング
準シソーラス用語： *農商工連携 ,  サプライチェーン ,  バリューチェーン

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  食品工業一般  (FJ02010F)

引用文献 (9件)：

• [1]斎藤修『農商工連携の戦略一連携深化によるフ ードシステムの革新一』農山漁村文化協会、2011。
• [2]斎藤修「6次産業・農商工連携とフードチェー ン」『フードシステム学会大会報告要旨集』、2012。
• [3]斎藤修『地域再生とフードシステムー6次産業、 直売所、チェーン構築による革新一』農林統計出 版、2012。
• [4]高橋正郎「フードシステム学体系化の課題」高 橋正郎・斎藤修編著『フードシステム学の理論と 体系』農林統計協会、1998、pp21-36。
• [5]Vargo. S. L.&Lusch. R. F."Evolving to a New Dominant Logic for Marketing,"JozLmα1(~プ Mαrんeting,61(4),2004.

タイトルに関連する用語 (6件)： 食 ,  連携 ,  垂直 ,  チェーン ,  農業 ,  構築