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J-GLOBAL ID:201302243190464282   整理番号:13A1378148

光および非生物的ストレスは,キーウィフルーツ2種において,それらのプロモーターの光応答・ストレス誘導シスエレメントを通してGDP-L-ガラクトースホスホリラーゼの発現およびアスコルビン酸のレベルを制御する

Light and abiotic stresses regulate the expression of GDP-l-galactose phosphorylase and levels of ascorbic acid in two kiwifruit genotypes via light-responsive and stress-inducible cis-elements in their promoters
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巻: 238  号:ページ: 535-547  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アスコルビン酸(AsA)は,植物では,細胞を酸化損傷から保護するという重要な役割を果たしている。GDP-L-ガラクトースホスホリラーゼ(GGP)は,AsA合成で最初に関わる遺伝子である。本研究では,AsAのレベル,GGP遺伝子発現の制御と,これらがActinidia(キーウィフルーツ)2種における非生物的ストレスとどう関連するかを調査した。葉が連続暗または明条件,ABAまたはMeJA,熱または低酸素環境に曝されたとき,GGP mRNAの相対的レベルとAsA濃度とになんらかの相関関係が認められた。形質転換タバコ植物では,GGPプロモーターの活性は,これらの処理の全てによって誘導された。しかし,キーウィフルーツ2種の誘導性の程度は,GGPプロモーター欠失間で異なっていた。このため,光応答エレメントであるG-ボックスモチーフ(反応する要素)にはA.deliciosaとA.erianthaの両方で各種の光条件下でのGGP転写産物を制御するさいに重要な機能があると推論した。ABRE,CGTCAモチーフやHSEのような他のエレメントもまた,キーウィフルーツではGGPのプロモーター活性を制御すると考えられる。全体からみると,こうしたデータは,キーウィフルーツ2種のGGP発現がそれらのプロモーターで相対的なシスエレメントを通して光または非生物的ストレスによって制御されていることを示唆する。さらにまた,GGPは,非生物的ストレス下のキーウィフルーツ種におけるAsA濃度を調節する上で重要な役割を果たしている。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  果樹 
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