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J-GLOBAL ID：201302243284875200   整理番号：13A0840686

2ギャップ超伝導体Lu₂Fe₃Si₅におけるT_cの抑制とギャップ発達に対する非磁性不純物効果

Non-magnetic impurity effect on suppression of T _c and gap evolution in the two-gap superconductor Lu₂Fe₃Si₅

著者 (5件)： NAKAJIMA Y. (Dep. of Applied Physics, The Univ. of Tokyo, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  NAKAJIMA Y. (JST-TRIP, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  HIDAKA H. (Dep. of Applied Physics, The Univ. of Tokyo, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  TAMEGAI T. (Dep. of Applied Physics, The Univ. of Tokyo, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN) ,  TAMEGAI T. (JST-TRIP, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, JPN)
資料名： Physica C. Superconductivity and Its Applications  (Physica C. Superconductivity and Its Applications)
巻： 484  ページ： 49-51  発行年： 2013年01月15日 
JST資料番号： T0580A  ISSN： 0921-4534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Agを添加したバルクFeSe_0.5Te_0.5試料,Ag_x(FeSe_0.5Te_0.5)_1-xを固相反応により調製した。Agの公称組成xは0と0.08の間にある。混合粉末をアルミナ管中に先ず入れ,真空にした石英管中に封入して1323Kで20時間加熱した。次に,これを673Kへ冷却し,200時間アニールして,超伝導層を安定にした。Agドープ試料のX線回折パターンには純粋なAg,あるいはAg化合物は観測されなかった。これは,Ag-FeSe_0.5Te_0.5の格子サイトへドープされたことを示す。T_cはx=0.04が14K以上であったが,x=0.05より上ではT_cは11Kまで徐々に低下した。x増加と共に磁化は低下し,x=0.05試料では魚の尾形の丸みが観測された。x=0.05試料の磁気ヒステリシスは,2T以上で,x=0試料の場合よりも大きい。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： エネルギーギャップ ,  ルテチウム化合物 ,  *鉄化合物 ,  ケイ化物 ,  転移温度 ,  高温超伝導体 ,  バンド構造 ,  電気抵抗率 ,  電子比熱 ,  効果 ,  不純物 ,  *鉄系超伝導体
準シソーラス用語： *超伝導ギャップ ,  超伝導転移温度 ,  *非磁性不純物 ,  不純物効果

分類 (1件)： 金属系超伝導体の物性  (BM04022R)

タイトルに関連する用語 (6件)： ギャップ ,  超伝導体 ,  Tc ,  発達 ,  非磁性 ,  不純物効果