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J-GLOBAL ID:201302243550125921   整理番号:12A1800337

北海道当別町太美地区で掘削された沖積層ボーリングコア(GS-HTF-1)の層序学的及び堆積学的解析

Stratigraphic and sedimentologic analyses of the latest Pleistocene to Holocene sediment core GS-HTF-1 recovered from the Ishikari coastal plain, Futomi, Tobetsu, Hokkaido, Japan.
著者 (7件):
資料名:
巻: 63  号: 1-2  ページ: 21-34  発行年: 2012年08月27日 
JST資料番号: F0341B  ISSN: 1346-4272  CODEN: CCKHA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道当別町太美で掘削した沖積層ボーリングコアGS-HTF-1は,堆積相,産出する珪藻並びに貝化石,14C年代から,下位より礫質河川堆積物(ユニット2),蛇行河川の堆積物(ユニット3),内湾~湾口砂体~デルタフロントの堆積物(ユニット4),塩水湿地及び河川堆積物(デルタプレーン堆積物)(ユニット5)に区分される。各ユニットにおける堆積物物性・粒度組成は層相と対応する。また堆積物懸濁液のpH・ECの値は解釈された堆積環境と相関しており,ユニット4では他ユニットと比べて値がやや高く,堆積場における海水の寄与を反映する。ただし,内湾泥層(ユニット4-a)のpH,ECは河川層と同程度の低い値を示した。13試料の14C年代から作成した堆積曲線によると,礫質河川から蛇行河川環境への転換は12,000cal BP頃,河川から内湾環境への転換は9,000cal BP頃である。また縄文海進最盛期の8,000cal BP頃に湾口砂体が湾奥に急速に前進し,高頂期の8,000~7,000cal BP頃には海側へ後退的に累重した。7,000cal BPにはデルタフロントが到達し,湾口砂体を覆った。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  堆積環境,層相 
引用文献 (39件):
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