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J-GLOBAL ID：201302243648073865   整理番号：13A1856434

ガドリニウムビス(ナフタロシアニン)錯体による排他的光熱的熱発生および治療応用のための変性高密度リポプロテインナノキャリア中への取り込み

Exclusive Photothermal Heat Generation by a Gadolinium Bis(naphthalocyanine) Complex and Inclusion into Modified High-Density Lipoprotein Nanocarriers for Therapeutic Applications

著者 (8件)： MATHEW Simon (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MURAKAMI Tatsuya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKATSUJI Hirotaka (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OKAMOTO Haruki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MORONE Nobuhiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HEUSER John E. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HASHIDA Mitsuru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  IMAHORI Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： ACS Nano  (ACS Nano)
巻： 7  号： 10  ページ： 8908-8916  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： W2326A  ISSN： 1936-0851  CODEN： ANCAC3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光熱治療(PTT)は組織内部での光誘起温度変化による治療法であり,固体腫瘍をサイトを特定して処理することができる。ここでは,疎水性ガドリニウムビス(ナフタロシアニン)サンドイッチ錯体(GdSand)を水溶液に溶解し,トタンスクリプトペプチドのトランス活性化剤で官能化した変異高密度リポプロテイン(HDL)ナノキャリア中にカプセル化し,治療に用いた結果を報告する。得られたGdSand@cpHDLは光熱的熱発生特性を示し,NIRレーザ光照射により44°Cを越える温度を保持できることが分った。さらに,GdSand@cpHDLは光吸収の際に,排他的に熱を生成し,¹O₂は検出されないという特長があるが,他の分子光熱剤インドシアニングリーンの系では熱と¹O₂の両方が同時に生成した。

シソーラス用語： *ガドリニウム錯体 ,  芳香族縮合化合物 ,  *温熱療法 ,  *光線療法 ,  リポタンパク質 ,  キャリア ,  腫瘍 ,  カプセル封じ ,  発熱 ,  レーザ照射 ,  腫瘍細胞 ,  光吸収 ,  ICGテスト ,  紫外可視吸収スペクトル ,  粒度分布 ,  効果 ,  活性 ,  一重項酸素 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  ナノキャリア ,  光熱効果 ,  細胞活性 ,  肺癌細胞
準シソーラス用語： *光熱治療

分類 (2件)： 第3族元素の錯体  (CE01060J) ,  腫ようのその他の治療法  (GE03036S)

物質索引 (1件)： ナフタロシアニン

タイトルに関連する用語 (11件)： ガドリニウム ,  ビス ,  ナフタロシアニン ,  錯体 ,  熱発生 ,  治療応用 ,  変性 ,  高密度 ,  リポプロテイン ,  ナノキャリア ,  取り込み