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J-GLOBAL ID：201302244248996251   整理番号：13A1322918

小麦画分におけるマイコトキシン分布に及ぼす製粉手順の影響:レビュー

Effect of milling procedures on mycotoxin distribution in wheat fractions: A review

著者 (4件)： CHELI Federica ,  PINOTTI Luciano ,  ROSSI Luciana ,  DELL’ORTO Vittorio
資料名： LWT - Food Science and Technology  (LWT - Food Science and Technology)
巻： 54  号： 2  ページ： 307-314  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： E0549A  ISSN： 0023-6438  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 穀類および穀類副産物はヒトおよび動物食餌の主要部分を構成する。世界の穀物の25%までもがマイコトキシンに汚染されていると推定されている。ヒト/動物健康におけるマイコトキシンの関連性は欧州共同体が食品および飼料中最大許容限界を導入するように促した。欧州法規により指摘されているレベルを考慮すると,文献からの結果は穀物誘導製品に提案されている許容限界が時々非加工穀物の限界値によって保障されないかもしれないことを指摘する。従って,マイコトキシン分布および濃度が製粉プロセス下でどのように変化するかを理解することはその経済的および健康影響の故に関心のある世界的トピックである。本稿は製品および副産物におけるマイコトキシン分布に及ぼす小麦製粉プロセスの影響についての最近の発見事項をレビューする。発表データは製粉がヒト消費に使われる画分中のマイコトキシン濃度を最小化できるが,動物飼料として一般的に使われる画分中にマイコトキシンを濃縮していることを確認する。小麦副産物中マイコトキシン濃度は元の穀粒に比べ8倍までになる。選別,洗浄,および脱糠のような製粉前に行われる他の物理的処理は製粉前の穀粒マイコトキシン含量の削減において非常に効率的である。発表データはマイコトキシン再分配における高い変動を示し,時々は矛盾するが,これは主にマイコトキシンのタイプ,真菌汚染のレベルおよび程度,および製粉技術の複雑性の理解不足のためである。そのようなデータの正確な理解は非常に重要であり,法律要件に従うための健全な技術的基盤を製粉管理者に供与し,マイコトキシンへのヒトおよび動物曝露の削減,不都合な市場および貿易反動のリスクの削減,および法的限界の改定についてリスク管理および規制団体を支援する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *小麦粉 ,  *食品汚染 ,  微生物汚染 ,  *マイコトキシン ,  *コムギ ,  *製粉 ,  Fusarium ,  選別 ,  洗浄 ,  欧州共同体 ,  最大許容量 ,  飼料 ,  食品規制 ,  *ふすま ,  脂環式化合物 ,  スピロ化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  エノン ,  ポリオール

分類 (4件)： 製粉  (FJ04020E) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  食品製造・加工・保蔵法一般  (FJ03010M)

物質索引 (1件)： デオキシニバレノール

タイトルに関連する用語 (7件)： 小麦 ,  画分 ,  マイコトキシン ,  分布 ,  製粉 ,  手順 ,  レビュー