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J-GLOBAL ID:201302244745586903   整理番号:13A0249504

フェンネル(Foeniculum vulgare L.)とカモミール(Matricaria chamomilla L.)の精油および抽出液の抗酸化および抗微生物活性

Antioxidant and antimicrobial activities of essential oil and extracts of fennel (Foeniculum vulgare L.) and chamomile (Matricaria chamomilla L.)
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  ページ: 437-445  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エジプト産のフェンネル(Foeniculum vulgare L.)とカモミール(Matricaria chamomilla L.)の精油と抽出液を供試し,それらの抗酸化および抗微生物活性を調べた。フェンネルの種子とカモミールの花は,それぞれ1.95および0.73%の精油が含まれていることがわかった。精油のガスクロマトグラフ質量分析をおこなったところ,両植物の全精油に主要テルペノイド類が15種類存在し,それらの含有率は植物間で大きく異なることが明らかになった。また,いずれの精油もtrans-アネトール,エストラゴール,フェンコンおよびリモネンが非常に豊富に含まれていた。抽出液の抗酸化活性はDPPHラジカル捕捉法によって評価した。統計的解析によると,最も高い抗ラジカル能(ARP)はカモミールのメタノール抽出液で認められ,フェンネルのヘキサン抽出液が最低値の243であった。さらに,両植物抽出液および精油の抗微生物活性を測定した。精油では,Aspergillus flavus(黄色麹菌),Candida albicans(鵞口瘡カンジダ菌),Bacillus cereus(セレウス菌)およびStaphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)に対して最低のMIC値が得られた。そして,各精油は用量依存的に異なる抗微生物活性を示した。本試験結果から,フェンネルおよびカモミールの精油と抽出液における抗酸化および抗微生物活性の有意な差異が明らかになった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
精油,香料  ,  植物の生化学  ,  食品添加剤 

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