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J-GLOBAL ID:201302245085496457   整理番号:13A0044089

地質から東北地方太平洋沖地震を考える

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資料名:
号: 54  ページ: 1-12  発行年: 2012年12月20日 
JST資料番号: L0003A  ISSN: 0912-5779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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震源域の地質構造は,地震の発生様式を解明するための手掛りとなる。東北日本前弧斜面は,幅50kmで日本海溝につながるが,水深5000m前後にテラス状の地形がある。2011年東北地方太平洋沖地震で隆起した海底も長期的にみれば沈降域である。海溝では,遠洋性堆積物と陸側斜面の崩壊物が付加体を構成する。前弧斜面には正断層が認められるが内部変形は顕著ではなく,全体として一様性が高くセグメント境界は見当たらない。一方,南海トラフでは,タービダイトによる付加体が発達し,外縁隆起帯と盆地構造が顕著な地形を構成する。また,前弧ウェッジには顕著な断層が複数発達し,構造的にセグメント化されている。これらは,日本海溝には認められない特徴である。こうした地質構造の違いは,日本海溝沿いの地震と南海トラフ沿いの地震の発生様式の違いに結びつく可能性がある。津波堆積物からも南海トラフでは,想定最大規模に対応する地震は確認されていない。
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分類 (1件):
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地質構造・テクトニクス 
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