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J-GLOBAL ID：201302245554434743   整理番号：13A1216813

カルシウムアルミネート系水和物を考慮したセメント硬化体の比表面積の推定方法に関する基礎的研究

FUNDMENTAL STADY ON THE ESTIMATION METHOD OF THE SPESIFIC SURFACE AREA OF HARDENED CEMENT PASTE CONSIDERING CALCIUM ALUMINATE HYDRATES

著者 (4件)： 寺戸政成 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  須田裕哉 (豊田工高専) ,  斎藤豪 (新潟大 工) ,  佐伯竜彦 (新潟大 工)
資料名： セメント・コンクリート論文集  (Cement Science and Concrete Technology)
巻： 66  ページ： 197-204  発行年： 2013年02月25日 
JST資料番号： F0276A  ISSN： 0916-3182  CODEN： SKROER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究ではカルシウムアルミネート系水和物を考慮したセメント硬化体の比表面積の推定方法の検討を目的とし,合成アルミネート相を用いて水和反応の検討を行い,カルシウムアルミネート系水和物の影響を考慮したセメント硬化体全体の比表面積の推定を行った。その結果,C₃AH₆生成量とアルミネート相の反応率には水結合材比によらず一定の関係があることがわかった。また,セメント硬化体中のカルシウムアルミネート系水和物の比表面積の推定では,アルミネート相の反応率とC₃AH₆生成量のみを把握すればよいことを明らかにし,各水和物を定量した場合と同等の精度でセメント硬化体全体の比表面積を推定することが可能となった。ここでは,簡易推定法に付いても述べている。

シソーラス用語： *水和物 ,  *硬化物 ,  *比表面積 ,  アルミン酸塩 ,  転化率 ,  比率 ,  方式 ,  精度 ,  *セメント硬化体 ,  水結合材比 ,  推定法
準シソーラス用語： *カルシウムアルミネート系水和物 ,  アルミネート ,  反応率

分類 (1件)： セメントの性質・分析  (YC05040F)

引用文献 (8件)：

• 1) 須田裕哉、土田詩織、佐伯竜彦 : セメント系硬化体の水和物の 比表面積に関する研究、セメント・コン
• クリート論文集、No.65、pp. 103-110 (2011)
• 2) 大門正機、坂井悦郎 : 社会環境マテリアル セメント系材料の使命と持続可能な社会、 技術書院、pp.75-108 (2009)
• 3) G. Yamaguchi and S. Takagi.: The Analysis of Portland Cernent Clinker, Proceeding of the 5th International Symposium on the Chemistry of Cement. Tokyo, Vol.1,pp. 181-218 (1969)
• 4) 李踪揆、大場陽子、坂井悦郎 : C₃A-CaCO₃-H₂0系の水和反応、 セメント ・ コンクリート論文集、No.51、pp. 38-43 (1997)

タイトルに関連する用語 (6件)： カルシウムアルミネート ,  水和物 ,  セメント硬化体 ,  比表面積 ,  推定 ,  基礎的研究