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J-GLOBAL ID：201302246298309274   整理番号：13A1086556

固相反応により製作した方向性Ca₃Co₄O₉熱電酸化物セラミックス

Grain-Oriented Ca₃Co₄O₉ Thermoelectric Oxide Ceramics Prepared by Solid-State Reaction

著者 (6件)： OBATA Kohei (Akita Prefectural Univ., Dep. of Electronics and Information Systems, 84-4 Tsuchiya-Ebinokuchi, 015-0055, Yurihonjo ...) ,  CHONAN Yasunori (Akita Prefectural Univ., Dep. of Electronics and Information Systems, 84-4 Tsuchiya-Ebinokuchi, 015-0055, Yurihonjo ...) ,  KOMIYAMA Takao (Akita Prefectural Univ., Dep. of Electronics and Information Systems, 84-4 Tsuchiya-Ebinokuchi, 015-0055, Yurihonjo ...) ,  AOYAMA Takashi (Akita Prefectural Univ., Dep. of Electronics and Information Systems, 84-4 Tsuchiya-Ebinokuchi, 015-0055, Yurihonjo ...) ,  YAMAGUCHI Hiroyuki (Akita Prefectural Univ., Dep. of Electronics and Information Systems, 84-4 Tsuchiya-Ebinokuchi, 015-0055, Yurihonjo ...) ,  SUGIYAMA Shigeaki (Akita Industrial Technol. Center, 4-11 Arayamachi-Sanuki, 010-1623, Akita City, Akita, JPN)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 42  号： 7  ページ： 2221-2226  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ca₃Co₄O₉熱電酸化物セラミックスの粒子配向を強化する方法について検討した。各種成長条件による固相反応でセラミック試料を製作した。ペレット化前に「強い仮焼」ステップと「中程度の粉砕」ステップを使って大粒子Ca₃Co₄O₉粉体を得た。そしてこれらの大粒子粉体は配向度強化に寄与した。走査電子顕微鏡(SEM)観測の結果,強く仮焼したセラミックスには平板状結晶粒が積層しているが,一方,弱く仮焼したものにはそのような異方性構造は見られないことが分かった。X線回折(XRD)でも,強い仮焼ステップと中程度粉砕ステップで得た試料は高度の(002)方位を持つことが分かった。強い仮焼ステップと中程度粉砕ステップの効果が電気抵抗ρにより明らかになった。高配向したセラミックスの700°Cでの電気抵抗ρは,低配向セラミックスの73%であった。ρはSeebeck係数の劣化なく低減したので,前者の700°Cでの力率(S²/ρ)は後者と比較して29%増加した。Copyright 2013 TMS Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固相反応 ,  *熱電材料 ,  セラミック ,  カルシウム化合物 ,  コバルト酸塩 ,  か焼 ,  粉砕 ,  *配向 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  電気抵抗 ,  輸送係数 ,  力率 ,  結晶粒径
準シソーラス用語： Seebeck係数 ,  コバルト酸カルシウム

分類 (1件)： 熱電デバイス  (NC03090J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 固相反応 ,  製作 ,  方向性 ,  酸化物セラミックス