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J-GLOBAL ID：201302246633687149   整理番号：13A1717463

技術開発 2 栽培技術 麻黄(マオウ)の国内栽培を目指して

著者 (1件)： 御影雅幸 (金沢大 医薬保健研究域 薬学系)
資料名： 特産種苗
号： 16  ページ： 53-57,1(2)  発行年： 2013年09月30日 
JST資料番号： L8133A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マオウは重要漢方薬に処方され,ほぼ中国からの輸入に頼っており,日本における栽培供給が求められる。本稿では,中国における栽培の現状と著者らの栽培研究を紹介し,さらに国内生産に向けた問題点などについて解説した。中国では種子から栽培し移植する方法が主だが,種子の中国外への持ち出しは禁止されている。著者らは,種子菜繁殖が遺伝的に不安定である事から,挿し木などの栄養繁殖における栽培的種の選択,用土,灌水と施肥などに加え,有効成分の高含量系統の選抜について述べた。また害虫,除草,収穫の機械化の問題についても触れた。

シソーラス用語： 栽培管理 ,  植物性生薬 ,  害虫 ,  単子葉植物 ,  アルカロイド ,  交配 ,  栽培 ,  種苗管理 ,  *無性生殖 ,  品種差 ,  *分離育種 ,  生薬 ,  挿木 ,  耕土 ,  発芽 ,  苗 ,  食害 ,  収穫 ,  施肥 ,  苗床 ,  果実【器官】 ,  作物育種 ,  漢方製剤 ,  *マオウ属 ,  種苗 ,  麻黄 ,  *栄養生殖 ,  *裸子植物
準シソーラス用語： Ephedrae dahurica ,  Ephedrae distachya ,  Ephedrae equisetina ,  Ephedrae Herba ,  Ephedrae intermedia ,  Ephedrae sinica ,  *栄養繁殖 ,  株分け ,  漢方薬 ,  栽培適種 ,  種子繁殖 ,  選抜育種 ,  雄毬果 ,  用土

分類 (2件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  薬用植物  (FC03075M)

引用文献 (6件)：

• 大富規弘,野村行宏,井出達也,大野剛史,毛利千香,御影雅幸:マオウ属植物の栽培研究(第2報)海水がシナマオウの生長およびアルカロイド含量に及ぼす影響.薬用植物研究,35(1),1-8(2013)
• 藤田早苗之助,栗原孝吾:麻黄の挿し木繁殖(第1報).衛生試験所報告,85号,112-114(1967)
• 吉澤千絵子,井出万紀子,御影雅幸:麻黄に関する史的考察(1)古来の正品並びに和産麻黄の原植物について.薬史学雑誌,40(2),107-116(2005)
• Wang, L. -L., Kakiuchi, N. and Mikage, M. : Studies of Ephedra Plants in Asia. Part 6. Geographical changes of anatomical features and alkaloids content of Ephedra sinica. J. Nat. Med., 64 (1), 63-69 (2010)
• Mikage, M. and Kakiuchi, N : The Recent Situation of the Resources of Chinese Crude Drug Ma-huang, Ephedrae Herba. J. Trad.Med., 22(Supplement 1), 61-69 (2005)

タイトルに関連する用語 (5件)： 開発 ,  栽培技術 ,  麻黄 ,  マオウ ,  栽培