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J-GLOBAL ID：201302246638144046   整理番号：13A0817982

表面沈殿モデルを用いた希薄As(V)廃水の水酸化第二鉄共沈処理に対する定量モデル化

Quantitative Modeling of As(V) Wastewater Treatment by Ferrihydrite Coprecipitation Using Surface Complaxaion and Surface Precipitation Model

著者 (4件)： 原口大輔 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  所千晴 (早稲田大 理工学術院 創造理工) ,  大和田秀二 (早稲田大 理工学術院 創造理工) ,  井澤彩 (早稲田大 大学院創造理工学研究科)
資料名： Journal of MMIJ  (Journal of MMIJ)
巻： 129  号： 5  ページ： 158-164  発行年： 2013年05月01日 
JST資料番号： F0463A  ISSN： 1881-6118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究においては共沈処理の定量化モデルのため,新たに表面錯体モデルを拡張した”表面沈殿モデル”の適用を試みる。本研究で対象とするAs(V)のような陰イオンに対して,その妥当性を各種解析等に基づいて厳密に検証した例はない。本報では水酸化第二鉄を用いたAs(V)の共沈処理に対して,この表面沈殿モデルを構築し,適用した結果を報告する。また,モデルの妥当性を確認するため,吸着実験ならびに共沈実験結果との比較も合わせて報告する。本研究では,As(V)の共沈処理実験および吸着処理実験,および沈殿のXANESスペクトル解析も行った。最初に,吸着処理実験の実験結果はDzombak and Morelが提唱したパラメータを用いた従来の表面錯体モデルにより,定量的に良好に再現できることを確認した。本研究により,AS(V)の共沈現象の定量化について表面沈殿モデルが十分に適用可能であることが確認された。

シソーラス用語： 表面 ,  沈殿 ,  *ヒ素 ,  *廃水処理 ,  *水酸化鉄 ,  *共沈 ,  数学モデル ,  錯体生成 ,  吸着 ,  XANES ,  *鉱山排水 ,  重金属汚染 ,  環境汚染

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  排水処理  (UA03042P)

引用文献 (14件)：

• GOLDBERG, S. J. Coll. Inter. Sci. 2001, 234, 204-216
• TOKORO, C. J. of MMIJ. 2005, 121, 399-406
• TOKORO, C. J. of MMIJ. 2005, 121, 532-537
• TOKORO, C. Environ. Sci. Technol. 2010, 44, 638-643
• TOKORO, C. J. of MMIJ. 2011, 126, 213-218

タイトルに関連する用語 (6件)： 沈殿 ,  モデル ,  廃水 ,  水酸化第二鉄 ,  共沈 ,  定量モデル