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J-GLOBAL ID:201302246930711571   整理番号:13A0152785

抗体官能化ナノニードル及びAFMを用いたアクチン細胞骨格状態の評価

Evaluation of the actin cytoskeleton state using an antibody-functionalized nanoneedle and an AFM
著者 (11件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 3-9  発行年: 2013年02月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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原子間力顕微鏡(AFM),及び直径200nmまで鋭くした超薄AFMプローブ(ナノニードル)を用いた細胞診断技術を開発した。ナノニードルの高アスペクト比に起因して,ナノニードルは生存能に影響することなく生細胞にうまく挿入した。さらに,特異的抗体により官能化し,細胞からのナノニードルの除去時の解離力(「フィッシング力」)を測定することにより,抗体官能化ナノニードルと細胞の細胞内容物との間の特異的な機械的相互作用を測定することが可能であった。本研究では,抗アクチン抗体官能化ナノニードルを用いて,生細胞におけるアクチン細胞骨格状態を評価した。測定したフィッシング力に及ぼす細胞骨格状態の影響を調べるために,細胞骨格破壊薬サイトカラシンD(cytD)及びY-27632を用いて,どちらかの薬物でインキュベーションした後の測定フィッシング力の顕著な減少を示した。さらに,技術を用いてcytDとのインキュベーション時の単一細胞における経時変化を測定し,フィッシング力の段階的な時間依存的減少を示した。微小用量の薬物でさえ,光学的及び蛍光法により明らかではなかった影響が,ナノニードル-蛋白質フィッシング力の測定により明確に検出でき,この検出法の高感度を示した。この技術は,細胞へのマーカー蛋白質の導入の必要性なしに,健常及び疾患における細胞骨格状態の評価に対して,及びその細胞内蛋白質含量に従った特異的細胞の選択に対して有益であった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体一般  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 

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