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J-GLOBAL ID：201302247237160339   整理番号：13A1565708

CRTガラスを使った放射性廃棄物の固化

著者 (8件)： 小山秀美 (東京都産業技術研究セ) ,  平井和彦 (東京都産業技術研究セ) ,  池田沙織 (東京都産業技術研究セ) ,  櫻井昇 (東京都産業技術研究セ) ,  永川栄泰 (東京都産業技術研究セ) ,  岡澤立夫 (東京都農林総合研究セ) ,  島地英夫 (東京都農林総合研究セ) ,  田旗裕也 (東京都農林総合研究セ)
資料名： 東京都立産業技術研究センター研究報告  (Bulletin of Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute)
号： 8  ページ： 154-155  発行年： 2013年09月20日 
JST資料番号： S0759C  ISSN： 1881-8676  CODEN： KHCDBB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島原発事故により汚染された廃棄物が大量に発生した。本研究では,バイオレメディエーション(植物を使った浄化)と放射線遮蔽効果が期待できる鉛ガラス(CRTブラウン管ガラス)による放射性廃棄物の固化について検討している。バイオレメディエーションの検討のために,放射性セシウムのかわりに炭酸セシウムを100ppm土壌に混合してひまわりを生育し,生育後乾燥し600°Cで6時間加熱して焼却灰を作製した。これをCRTブラウン管ガラス,ビンガラス,低融点ガラスで固化し,放射線測定を行った。その結果,いずれのガラスでも放射線セシウムは固定化され,加熱飛散や溶出は無かった。放射線遮蔽率はCRTブラウン管ガラスが最も高いことが確認された。

シソーラス用語： *放射性廃棄物 ,  *ガラス固化 ,  Braun管 ,  ガラス ,  バイオレメディエーション ,  *鉛ガラス ,  *原子炉事故 ,  *炭酸セシウム ,  *ヒマワリ ,  *灰 ,  溶出
準シソーラス用語： 福島原発事故 ,  焼却灰

分類 (1件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (2件)：

• 小山秀美,小林政行,神園博史,特許第4573174号(2010)
• 小山秀美,小林政行,堀尾正靭:「廃棄物焼却灰の減容化・安定化方法の開発」,環境資源工学,Vol.53,pp.171-177(2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： CRT ,  ガラス ,  放射性廃棄物 ,  固化