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J-GLOBAL ID：201302247633343055   整理番号：13A1588465

石狩湾における動物プランクトン群集の季節変化,特に小型カイアシ類の生活史について

著者 (8件)： 有馬大地 (北大 大学院) ,  山口篤 (北大 大学院) ,  松野孝平 (極地研) ,  阿部義之 (北大 大学院) ,  齋藤類 (東大 大気海洋研) ,  浅見大樹 (道総研 中央水試) ,  嶋田宏 (道総研 中央水試) ,  今井一郎 (北大 大学院)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 秋季  ページ： 240  発行年： 2013年08月30日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は石狩湾において周年を通して細かな目合いのネット試料を解析し,特に小型カイアシ類について頭胸部長(PL)と油球蓄積量(OSV)を測定し,生活史を明らかにすることを目的として行った。出現個体数に占める割合はカイアシ類が多く,冷水性種もしくは暖水性種が優占する季節に分けられた。小型カイアシ類のPLの季節変化は優占3種(Paracalanus parvus,Pseudocalanus newmani,Oithona similis)とも共通し,水温と負の関係があったが,OSVは暖水性種のP.parvusは夏に多く,冷水性種のP.newmaniとO.similisは冬に多かった。種によってOSVの季節性が異なるのは,越冬よりも再生産に油球が消費されるためと考えられた。PLの季節変化からP.parvusは少なくとも年5世代,P.newmaniは年5世代,O.similisは大きく2世代に分けられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 湾 ,  *動物プランクトン ,  *カイアシ類 ,  *ポピュレーションダイナミックス ,  歴史 ,  *季節的変動 ,  数 ,  *群集動態 ,  個体数 ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： Paracalanus parvus ,  Pseudocalanus newmani ,  Oithona similis ,  生活史 ,  石狩湾

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  プランクトン  (FH02050R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 石狩湾 ,  動物 ,  プランクトン ,  群集 ,  季節変化 ,  カイアシ類 ,  生活史