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J-GLOBAL ID：201302248145911474   整理番号：13A1604571

PCPピンサー遷移金属錯体結合ノルバリン誘導体の合成,構造および機能

Synthesis, Structure, and Function of PCP Pincer Transition-Metal-Complex-Bound Norvaline Derivatives

著者 (12件)： TAKAYA Hikaru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKAYA Hikaru (JST-PRESTO) ,  IWAYA Takashi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OGATA Kazuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ISOZAKI Katsuhiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ISOZAKI Katsuhiro (JST-CREST) ,  YOKOI Tomoya (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YOSHIDA Ryota (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YASUDA Nobuhiro (JASRI, Hyogo, JPN) ,  SEIKE Hirofumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKENAKA Toshio (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAMURA Masaharu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Synlett  (Synlett)
巻： 24  号： 15  ページ： 1910-1914  発行年： 2013年09月17日 
JST資料番号： W0113A  ISSN： 0936-5214  CODEN： SYNLES  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,厳しい条件下での反応にも耐え得る化学的に頑強な,PCPピンサーパラジウム錯体結合のノルバリン誘導体およびその白金類似体の合成に成功した。PCPピンサーパラジウム錯体および白金錯体は,1-ブロモ-3,5-ジヒドロキシベンゼンと,クロロジフェニルホスフィンおよびトリエチルアミンとの反応から生成した中間体のメタル化によって得た。PCPピンサー錯体とノルバリン部分の結合は,アリルグリシンのヒドロホウ素化,続くPCPピンサー錯体とのSuzuki-Miyauraカップリングを経て達成した。また,N-/C-ビス官能化パラジウム結合ノルバリンは,自己集合特性を示し,超分子ゲルを生成することが分かり,その触媒活性をフェニルボロン酸の1,4-共役付加において評価した。その結果,このパラジウム固定化メタロゲルは,水相でのこの反応の不均一触媒として機能することが分かった。

シソーラス用語： *アミノ酸 ,  交差カップリング反応 ,  触媒活性 ,  *パラジウム錯体 ,  自己集合 ,  遷移金属錯体 ,  メタル化 ,  ヒドロホウ素化 ,  Suzuki反応 ,  触媒 ,  化学合成 ,  分子構造 ,  ゲル ,  パラジウム触媒 ,  *白金錯体 ,  白金触媒 ,  X線構造解析 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  不飽和カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第三アミン
準シソーラス用語： Suzuki-Miyauraカップリング ,  クロスカップリング反応 ,  超分子触媒 ,  不均一触媒

分類 (2件)： アミノ酸  (CF10070V) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (4件)： アリルグリシン ,  クロロジフェニルホスフィン ,  トリエチルアミン ,  フェニルボロン酸

タイトルに関連する用語 (3件)： PCP ,  遷移金属錯体 ,  誘導体