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J-GLOBAL ID：201302248452842420   整理番号：13A0014491

緊急時における政府情報の大規模協調配信-実験および将来方式

Large-Scale Cooperative Dissemination of Governmental Information in Emergency - An Experiment and Future Strategies

著者 (3件)： HORIBA Katsuhiro (Graduate School of Media and Governance, Keio Univ.) ,  OKAWA Keiko (Graduate School of Media Design, Keio Univ.) ,  MURAI Jun (Fac. of Environment and Information Studies, Keio Univ.)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)  (IEICE Transactions on Communications (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： E95-B  号： 7  ページ： 2191-2199 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L1369A  ISSN： 0916-8516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年3月11日,大地震が日本の東北地方を襲った。日本政府は地震とその影響度を記述した情報の発行を求められた。しかしウェブサービスの容量はオーバフロー状態にあった。そこで政府は住民へ安定性のある情報を提供するため,産業界および学会の関係者を招聘した。産業界関係者および学者は招聘に応えるチームを結成し,それをEQプロジェクトと呼称した。本論文では,EQプロジェクトをどのように組織し活動させたかを記述し,統計解析結果を提供した。学会組織はEQプロジェクトをリードした。EQプロジェクトをインターネット技術の専門家である民間IT業関係者および学者からなる十個の組織に分割し,それらの相関関係および技術的アプローチに基づく三つの集団を構築した。EQプロジェクトを構成する三集団の一つであるWIDEでは,一日あたりのファイルアクセス数はピーク時9万回に及び,その内訳は携帯電話ブラウザ関係が3.4%,外国語(翻訳コンテンツ)が35%となった。またEQプロジェクトの経験に基づき将来の緊急事態時の情報配信方式を検討し,MEXTに対し九つの将来方式を提言した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 情報サービス ,  社会 ,  学協会 ,  インターネット ,  情報技術 ,  ブラウザ ,  図書 ,  *情報配布 ,  統計解析 ,  *緊急対策 ,  *政府刊行物 ,  *緊急情報 ,  産業界
準シソーラス用語： IT ,  学会 ,  *情報配信 ,  翻訳書

分類 (2件)： 自然災害  (FC04020J) ,  公共情報システム  (AC07000D)

引用文献 (15件)：

• [1] “SAKURA Internet, Inc.,” http://www.sakura.ne.jp
• [2] “Yahoo Japan Corparation,” http://www.yahoo.co.jp
• [3] “WIDE Project,” http://www.wide.ad.jp
• [4] Y. Xu and Y. Sekiya, “Scheme of resource optimization using vm migration for federated cloud,” APAN32 Network Research Workshop New Delhi, Aug. 2011.
• [5] E. Nygren, R.K. Sitaraman, and J. Sun, “The Akamai network: A platform for high-performance internet applications,” SIGOPS Oper. Syst. Rev., vol.44, no.3, pp.2-19, Aug. 2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： 政府 ,  大規模 ,  協調 ,  配信 ,  実験