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J-GLOBAL ID：201302249774460635   整理番号：13A1399959

前結晶化状態の無定形Ni-Zr合金から調製した活性骨格Ni結晶

Active Skeletal Ni Catalysts Prepared from an Amorphous Ni-Zr Alloy in the Pre-Crystallization State

著者 (5件)： NOZAKI Ai (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KAMEGAWA Takashi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  OHMICHI Tetsutaro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMASHITA Hiromi (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  YAMASHITA Hiromi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 14  号： 11  ページ： 2534-2538  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多様な温度で加熱したNi₄₀Zr₆₀合金(a-NiZr)から合成した骨格Ni結晶の触媒性能を研究した。a-NiZrは373~773Kの温度範囲で加熱すると,いくつかの異なる状態のNi結晶(NiZr(t),t=加熱温度)になった。HF処理によってa-NiZrとNiZr(t)からZr部分を選択的に抽出すると骨格Ni結晶になった。拡張X線吸収端微細構造(EXAFS)解析によると,加熱によって短距離の構造転移と構造無秩序が減少するので,NiZr(573)の主要ピーク強度は増大することがわかった。1-オクテンからオクタンへの水素化反応において,前結晶状態の合金から調製したNiZr(573)_HFは高い触媒活性を示した。これらの結果から,結晶化に必要な温度よりやや低い温度処理によって誘導された局所構造転移は高い活性触媒を得るために有効であることがわかった。NiZr(573)_HFはヒドラジンから水素への分解反応においても高い触媒活性を示した。

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  *ジルコニウム合金 ,  二元合金 ,  *熱処理 ,  温度依存性 ,  フッ化水素 ,  溶解 ,  *エッチング ,  *ニッケル触媒 ,  *多孔質体 ,  EXAFS ,  構造相転移 ,  秩序無秩序転移 ,  *水素化 ,  *ヒドラジン ,  *接触分解 ,  水素 ,  触媒活性 ,  アルカン

分類 (1件)： 触媒の調製  (CB06110P)

物質索引 (2件)： 1-オクテン ,  オクタン

タイトルに関連する用語 (8件)： 結晶化 ,  無定形 ,  Ni ,  Zr合金 ,  調製 ,  活性 ,  骨格 ,  結晶