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J-GLOBAL ID：201302250155821621   整理番号：13A0505369

中国および日本の流域における窒素収支に及ぼす農業活量の影響

Influence of Agricultural Activity on Nitrogen Budget in Chinese and Japanese Watersheds

著者 (12件)： Kimura S D (Tokyo Univ. of Agriculture and Technol., Japan, Tokyo) ,  Yan Xiaoyuan (Inst. of Soil Sci.,Chinese Acad. of Sciences, Nanjing) ,  Hatano R (Hokkaido Univ., Japan, Sapporo) ,  Hayakawa A (Akita Prefectural Univ., Japan, Akita) ,  Kohyama K (National Inst. for Agro-Environmental Sciences, Japan, Tsukuba) ,  Ti Chaopu (Inst. of Soil Sci.,Chinese Acad. of Sciences, Nanjing) ,  Deng Meihua (Tokyo Univ. of Agriculture and Technol., Japan, Tokyo) ,  Hojito M (Kitasato Univ., Japan, Towada) ,  Itahashi S (National Inst. for Agro-Environmental Sciences, Japan, Tsukuba) ,  Kuramochi K (Hokkaido Univ., Japan, Sapporo) ,  Cai Zucong (Inst. of Soil Sci.,Chinese Acad. of Sciences, Nanjing) ,  Saito M (Tohoku Univ., Japan, Osaki)
資料名： Pedosphere  (Pedosphere)
巻： 22  号： 2  ページ： 137-151  発行年： 2012年 
JST資料番号： W1490A  ISSN： 1002-0160  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 流域スケールにおける窒素(N)予算に及ぼす農業活量の影響を分析し,2つの日本の流域(士別河川流域(SRW)と上流中河川流域(UNRW))および1つの中国の流域(句容貯水池流域(JRW))で比較研究を行った。流域の総面積および農業地域の割合(括弧内)は,SRW,UNRWおよびJRWで,各々685(51%),1299(21%)および46km2(55%)であった。SRWにおいては主要農地利用は粗飼料草原である一方,UNRW(総面積の11%)およびJRW(総面積の31%)においては,水田がかなりの農地を占めた。農地余剰Nは,SRW,UNRWおよびJRWで,各々61,48および205kg Nha-1year-1であった。全体流域の総入出力は,SRW,UNRWおよびJRWで,各々89と76,83と61および353と176kg Nha-1year-1であった。正味人為発生N投入量に対する流出Nの割合は,SRW,UNRWおよびJRWで,各々31%,37%および1.7%であった。日本の2つの流域は,以前の報告のそれらへの流出Nの同程度の割合を示す一方,中国(JRW)の流域は,以前の研究と比較して全く異なる特性を示した。JRWにおける高いN投入量は,水田および水域の高い割合によって,流域の出口で流出Nの量を増加せず,そしてそれは景観スケールの過小評価Nシンクであった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： 中華人民共和国 ,  日本 ,  *流域 ,  *物質収支 ,  *農業 ,  農地 ,  景観 ,  水田
準シソーラス用語： 中国 ,  *窒素収支

分類 (1件)： 農業一般  (FB01010A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 中国 ,  日本 ,  流域 ,  窒素収支 ,  農業 ,  活量