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J-GLOBAL ID：201302250609440822   整理番号：13A0752439

ホルムアルデヒド吸着剤としての機械的粉砕によるホタテ貝殻ナノ粒子の作製

Production of scallop shell nanoparticles by mechanical grinding as a formaldehyde adsorbent

著者 (4件)： YAMANAKA Shinya (Muroran Inst. of Technol., Coll. of Environmental Technol., Mizumoto-cho 27-1, 050-8585, Muroran, JPN) ,  SUZUMA Akifumi (Muroran Inst. of Technol., Div. of Applied Sciences, Mizumoto-cho 27-1, 050-8585, Muroran, JPN) ,  FUJIMOTO Toshiyuki (Muroran Inst. of Technol., Coll. of Environmental Technol., Mizumoto-cho 27-1, 050-8585, Muroran, JPN) ,  KUGA Yoshikazu (Muroran Inst. of Technol., Coll. of Environmental Technol., Mizumoto-cho 27-1, 050-8585, Muroran, JPN)
資料名： Journal of Nanoparticle Research  (Journal of Nanoparticle Research)
巻： 15  号： 4  ページ： 1-8  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： W1361A  ISSN： 1388-0764  CODEN： JNARFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の北海道では,海産物産業における廃物生成品である,ホタテ貝殻が毎年200000トン以上処理されている。放棄される貝殻のホルムアルデヒド吸着剤としての有効利用,そして単純な応用を報告する。ホルムアルデヒド蒸気を除去するためのホタテ貝殻の吸着性能を調べた。乾燥条件下での遊星ボールミル粉砕,それに続く水添加によりナノメートル範囲の結晶寸法(35~50nm)そして比表面積の等価寸法(41~19nm)をもつ殻を実現した。粉砕限界に対する半理論的考察によりホタテ貝殻の粉砕性質,とくに粉砕限界を評価した。さらに,自己設計の吸収線を用いて気体状ホルムアルデヒドの吸着量を評価した。ナノ規模のホタテ貝殻は飼料貝殻よりも優れた吸着性能を示し,吸着量は貝殻の比表面積と正の相関を示した。したがって,ホタテ貝殻は揮発性有機化合物を吸着する可能性をもっている。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 吸着剤 ,  *アルデヒド ,  *貝殻 ,  *ナノ粒子 ,  摩砕 ,  *吸着 ,  比表面積 ,  粒径 ,  *揮発性有機化合物 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： ホタテ貝殻 ,  ボールミル粉砕

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

物質索引 (1件)： ホルムアルデヒド

タイトルに関連する用語 (6件)： ホルムアルデヒド ,  吸着剤 ,  機械的粉砕 ,  ホタテ貝殻 ,  ナノ粒子 ,  作製