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J-GLOBAL ID：201302250643200423   整理番号：13A1374552

矩形空洞での重拡散対流の始まりと発生メカニズム

Onset of Double-Diffusive Convection in a Rectangular Cavity and Its Generation Mechanism

著者 (3件)： MIZUSHIMA Jiro (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  YASUMIZU Yuto (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  OHASHI Shunsuke (Doshisha Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 82  号： 8  ページ： 084402.1-084402.12  発行年： 2013年08月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 矩形断面の容器に充てんした2元流体混合物中の二次元の重拡散対流を現在の論文で線形安定性解析,数値シミュレーションそして,安定解の数値計算によって研究した。熱とエタノールが異なる時間尺度で拡散し,浮揚力とSoret効果を通して流体に影響を及ぼす主にエタノール-水混合物を2元体流体として考えた。空洞のボトムはトップより高い温度に保ち,そして,横の境界壁は完全に絶縁と仮定した。質量の不透過性条件を全ての境界上で適用した。重拡散性対流の始まりのための臨界条件を得て,臨界で流れの場を調べた。正か0値の分離数で擾乱の安定モードであるが負の値の分離数の臨界で, 擾乱の最不安定モードが変動することを見つけた。各々別に浮揚力,圧力と粘度が流体上作用するトルクを評価することによって,安定と変動対流の駆動メカニズムを議論した。数値シミュレーションで正方断面の容器の場合たとえ初めに対流が変動しても,常に安定状態をそのうちに達成することを見つた。安定対流の分岐ダイアグラムを数値的に得て,線形不安定性のために起こる安定対流と擾乱の変動モードの関係を簡単に議論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 拡散 ,  *矩形断面 ,  *空洞 ,  *対流 ,  発生 ,  計算機シミュレーション ,  擾乱 ,  境界 ,  壁

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 矩形 ,  空洞 ,  拡散対 ,  始まり ,  発生メカニズム