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J-GLOBAL ID:201302250652570322   整理番号:13A0071307

蛋白質の可逆的変性で補助されるカーボンナノチューブのプログラマブル自己集合

Programmable self-assembly of carbon nanotubes assisted by reversible denaturation of a protein
著者 (4件):
資料名:
巻: 23  号: 46  ページ: 465603,1-8  発行年: 2012年11月23日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水分散液中におけるカーボンナノチューブ(CNT)の自己集合に及ぼす蛋白質の立体配座の影響を検討した。すなわち,ウシ血清アルブミン(BSA)蛋白質水溶液中に市販のCNTを分散し,35°C,45°C,60°C,65°C及び80°Cの種々の温度で加熱後,BSA蛋白質の立体配座変化に基づくCNTの自己集合の状況を,走査型透過電子顕微鏡法,フーリエ変換赤外(FTIR)及び蛍光分光法で検討した。その結果,BSA溶液中にランダムに分散したCNTは,45-65°Cの中間温度範囲で自己集合することが,走査型透過電子顕微鏡法により実証された。また,フーリエ変換赤外(FTIR)及び蛍光分光法による研究で,それぞれアミドI及びII吸収帯,及びトリプトファンの発光強度に関して,蛋白質のαヘリックス含量が有意に変化することが示された。本研究で,BSA溶液中おけるCNT分散の安定性は,分散液中にコール酸ナトリウムを添加することによる,ナノチューブとタンパク質分子との間の疎水性相互作用に起因し,BSA溶液中における熱可逆性のCNT集合に関し,ゼータ電位測定及びFTIR分光法の結果から,BSAに結合したCNT間の静電反発力に基づく機構が示唆された。以上より,本報告は,生物医学応用及びナノバイオテクノロジーを目的とした,非折畳みタンパク質の表面荷電及び立体配座変化を用いた,合成されたままのCNTの生物模倣自己集合を明示する。
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  高分子の物性一般 
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