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J-GLOBAL ID：201302251619760732   整理番号：13A1338741

衝撃弾性波法による下水道管の定量的劣化診断法に関する研究~非破壊での減肉評価法と耐荷性能評価法について~

著者 (3件)： 浅野雅則 (積水化学工業 環境・ライフラインカンパニー) ,  鎌田敏郎 (大阪大 大学院工学研究科) ,  井藤元暢 (下水道新技術推進機構)
資料名： コンクリート技術シリーズ  (Concrete Engineering Series)
号： 100  ページ： 175-180  発行年： 2012年11月15日 
JST資料番号： J1173A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,経年による下水道管の老朽化や劣化が指摘されるようになり,適切な維持管理の重要性が認識されてきた。2008年度には,国土交通省の「長寿命化支援制度」が制定されたが,この制度は,施設の健全度を調査した後に計画策定を行うものであり,調査が重要な意味を持っている。改築計画を行う場合,老朽管の耐荷性能の評価が重要だが,現状の目視検査では把握が困難で,新しい評価方法が必要である。本研究では,この課題を解決する手段として,非破壊試験方法の一つである衝撃弾性波法を用いた,既設管の定量的診断手法の検討を行った。そこで,下水管の破壊荷重に大きく影響する,腐食を模擬した減肉管を作成し,衝撃弾性波法による減肉評価手法の可能性を確認した。また,管の破壊試験により破壊荷重値を求め,衝撃弾性波法の結果との関係を明らかにした。

シソーラス用語： *下水管 ,  老朽化 ,  劣化 ,  維持管理 ,  寿命延長 ,  国土交通省 ,  *故障診断 ,  劣化故障 ,  定量分析 ,  *非破壊検査 ,  シミュレーション ,  破壊試験 ,  耐荷力 ,  破壊荷重 ,  エロージョン腐食 ,  減肉 ,  *衝撃弾性波法 ,  *劣化診断
準シソーラス用語： 老朽管

分類 (2件)： 下水道,下水管渠付属設備  (SC03030A) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (5件)：

• 1)公益社団法人日本下水道協会:平成22年度版下水道統計,2012
• 2)榊原隆:下水道の長寿命化対策,土木学会誌,Vol.94, No.10, pp.20-21,2009.10
• 3)社団法人日本下水道協会:管更生の手引き(案),pp.50-51,2001,3
• 4)社団法人日本下水道協会:下水道管路施設の緊急点検実施マニュアル(案),pp.16-26,2007.3
• 5)浅野雅則:定量的管路調査診断手法衝撃弾性波検査法,No-Dig Today, No.77, pp.51-55,2011.10

タイトルに関連する用語 (8件)： 衝撃弾性波法 ,  下水道管 ,  定量 ,  劣化診断 ,  研究 ,  減肉 ,  評価法 ,  性能評価