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J-GLOBAL ID：201302251786571780   整理番号：13A1660701

セル生産方式における助け合いゾーンとバッファ導入による補完効果に関する研究

A Study on Elucidation of the Complementary Effect between the Helping Zone System and Introduction of Buffer Stations in Cell Manufacturing

著者 (3件)： KASMO Salah (東京工大) ,  池田太将 (東京工大) ,  圓川隆夫 (東京工大)
資料名： 日本経営工学会論文誌  (Journal of JIMA. English Issues)
巻： 64  号： 3  ページ： 472-479  発行年： 2013年10月15日 
JST資料番号： F0241B  ISSN： 1342-2618  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,作業変動を吸収するための助け合いゾーンをもつ分割方式のセル生産において,工程間にバッファを導入する効果を解明する。そのためにラインバランスの観点からバッファをもつことを前提としたDLB(Dynamic Assembly-Line Balancing)の枠組みを援用しながら,セル生産に適したワークの受け渡しルールやその意思決定単位を取り込むことによってモデル化しスループットに与える影響をシミュレーションによって検証する。その結果,作業の変動が小さいときには逆に助け合いの効果を抑制するものであり,変動が大きいときのみ両者が変動を吸収する補完効果をもたらす等,セル生産におけるバッファ導入に対する有用な示唆が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *セル生産システム ,  *緩衝器 ,  *行動 ,  ラインバランシング ,  シミュレーション ,  分割法 ,  作業管理 ,  変動 ,  技能工 ,  相補性
準シソーラス用語： シミュレーション実験 ,  *援助行動 ,  *緩衝装置 ,  需要変動 ,  組立ラインバランシング ,  多能工 ,  分割手法 ,  補完性

分類 (2件)： 工程管理  (KB03030P) ,  生産形態  (KB03020E)

引用文献 (10件)：

• 篠原司. コンベア撤去の衝撃走る1人完結の「セル生産」. 日経メカニカル. 1995, 459, 20-38
• 今岡善次郎. セル生産がわかる70のポイント. 2005
• 本位田光重. 組立セルによる生産の最適化についての一考察. 日本生産管理学会誌. 2003, 10, 2, 181-186
• 中山力. 常識を超える(6)セル生産導入で作業者の意欲が上がる. 日経ものづくり. 2006, 3, 72-75
• OSTOLAZA, J. The Use of Dynamic (State-dependent) Assemblyline Balancing to Improve Throughput. J. Manuf. Oper. Manage. 1990, 3, 105-133

タイトルに関連する用語 (5件)： セル ,  ゾーン ,  バッファ ,  補完 ,  研究