バナジウムドープTiO<sub>2</sub>を使った色素増感太陽電池の電子移動の改善

SEO Hyunwoong; WANG Yuting; ICHIDA Daiki; UCHIDA Giichiro; ITAGAKI Naho; KOGA Kazunori; SHIRATANI Masaharu; NAM Sang-Hun; BOO Jin-Hyo

文献

J-GLOBAL ID：201302252271190569 整理番号：13A1937046

バナジウムドープTiO₂を使った色素増感太陽電池の電子移動の改善

Improvement on the Electron Transfer of Dye-Sensitized Solar Cell Using Vanadium Doped TiO₂

出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=13A1937046&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=13A1937046&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=G0520B") }}

著者 (9件)： , , , , , , , ,
資料名：
巻： 52 号： 11,Issue 2 ページ： 11NM02.1-11NM02.4 発行年： 2013年11月25日
JST資料番号： G0520B ISSN： 0021-4922 CODEN： JJAPB6 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

色素増感太陽電池では,TiO₂のナノポーラス構造が,多くの色素分子は吸着性であり,光電流源となるため,効率良い電池が得られる上で非常に重要となる。しかし,TiO₂の内部インピーダンスは比較的大きく,これが性能の限界となる。より良い性能を得るため,本研究ではTiO₂中へバナジウムをドープした。様々な材料をドープすると,一般に元の材料の特性や機能が改善される。バナジウムドーピングは,内部抵抗の低下,化学安定性の改善,及び高い吸収などのいくつか利点がある。特に,低下した内部抵抗はTiO₂ネットワーク中でより良く電子移動が起こるのに有用となる。様々な量のバナジウムを適用し,光起電力性能,内部インピーダンス,及び吸収率を測定して,バナジウムドーピングの効果を確かめた。その結果,バナジウムドーピングによって,全体の性能は6.01%から6.81%へ改善され,内部抵抗が低下したが,吸着した色素の量は表面積が小さくなったため減少し,開路電圧もバンドギャップエネルギーが変化したため低下した。(翻訳著者抄録)

, , , , , , , , , , ,
, , , ,

太陽電池

引用文献 (35件)：

B. O'Regan and M. Grätzel: Nature 353 (1991) 737.
B. O'Regan, M. Grätzel, and D. Fitzmaurice: Chem. Phys. Lett. 183 (1991) 89.
M. Grätzel: Nature 414 (2001) 338.
M. Dürr, A. Schmid, M. Obermaier, S. Rosselli, A. Yasuda, and G. Nelles: Nat. Mater. 4 (2005) 607.
M. Grätzel: Nature 421 (2003) 586.

, , , ,

前のページに戻る

バナジウムドープTiO2を使った色素増感太陽電池の電子移動の改善

バナジウムドープTiO₂を使った色素増感太陽電池の電子移動の改善