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J-GLOBAL ID：201302253579904046   整理番号：13A1741428

ストレプトゾトシン誘発糖尿ラットで,クルクミンは精巣障害,生殖細胞のアポトーシスと酸化ストレスを軽減する

Curcumin attenuates testicular damage, apoptotic germ cell death, and oxidative stress in streptozotocin-induced diabetic rats

著者 (3件)： KANTER Mehmet (Istanbul Medeniyet Univ., Istanbul, TUR) ,  AKTAS Cevat (Univ. Namik Kemal, Tekirdag, TUR) ,  ERBOGA Mustafa (Trakya Univ., Edirne, TUR)
資料名： Molecular Nutrition & Food Research  (Molecular Nutrition & Food Research)
巻： 57  号： 9  ページ： 1578-1585  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： H0535A  ISSN： 1613-4125  CODEN： MNFRCV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラットにストレプトゾトシン(STZ)を腹腔内単回投与し糖尿病を誘発した。STZ投与3日前から8週間,クルクミン(Cur,100mg/kg体重)を胃内投与した。STZ投与ラットの体重と精巣重量は無処置ラットと比べ減少したが,Cur投与で有意に回復した。STZによる血糖値とテストステロン濃度の変動は,Cur投与で改善された。STZ投与で精巣のマロンジアルデヒドレベル(MDA)は増加,SODとGSH-Px活性は有意に低下したが,CurはMDAを低下,これら抗酸化酵素活性を高めた。STZ投与により精細管サイズは縮小,精原細胞,精母細胞と精細胞は変性液胞化し,その数は減少した。しかし,Curは組織学的変化を改善,精子形成細胞数を増加した。STZによるTUNEL陽性細胞数の増加とPCNA陽性細胞数の減少は,Curで改善された。Curは糖尿病に伴う精巣組織のDNAの酸化的傷害とアポトーシスを改善する。

シソーラス用語： *糖尿病 ,  *病態モデル ,  動物実験 ,  ラット ,  胃内投与 ,  酵素 ,  酸化ストレス ,  *細胞生理 ,  *薬理作用 ,  細胞 ,  生殖細胞 ,  精子 ,  雄性 ,  性腺機能低下症 ,  精巣疾患 ,  ジエン ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  エノン ,  ジケトン ,  ニトロソアミン ,  ヘキソサミン ,  ウレア化合物 ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： TUNEL陽性細胞 ,  Wistarラット ,  *アポトーシス抑制作用 ,  *ストレス軽減作用 ,  *ストレプトゾトシン糖尿病 ,  抗アポトーシス ,  抗酸化酵素 ,  酸化的傷害 ,  精原細胞 ,  精細胞 ,  精巣障害 ,  精母細胞

分類 (1件)： 内分泌腺作用薬・生殖器作用薬の基礎研究  (GW10010K)

物質索引 (3件)： クルクミン ,  ストレプトゾトシン ,  マロンジアルデヒド

タイトルに関連する用語 (9件)： ストレプトゾトシン ,  誘発 ,  糖尿 ,  ラット ,  クルクミン ,  精巣障害 ,  生殖細胞 ,  アポトーシス ,  酸化ストレス