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J-GLOBAL ID：201302253718455600   整理番号：13A1652369

Kelvin力顕微鏡法による酸化した低密度リポ蛋白質の評価

Evaluation of Oxidized-Low-Density Lipoproteins Using Kelvin Force Microscopy

著者 (8件)： TAKEDA Seiji (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OHKAWA Futaba (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  HUI Shu-Ping (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SAKURAI Toshihiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  JIN Shigeki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  FUDA Hirotoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SUEOKA Kazuhisa (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  CHIBA Hitoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： IEEE Sensors Journal  (IEEE Sensors Journal)
巻： 13  号： 9-10  ページ： 3449-3453  発行年： 2013年09月 
JST資料番号： W1318A  ISSN： 1530-437X  CODEN： ISJEAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低密度リポ蛋白質(LDL)は,スフェロイド化合物に可溶で,コレステロールなど脂質を含んでいる。特に酸化したLDLは心臓血管症促進原因とされ,その分析がなされてきた。しかし,その検出には現状は複雑な装置と多数の工程を要する。そこで,LDLおよび酸化したLDLの微細構造と表面電位を,原子間力顕微鏡とKelvinプローブ顕微鏡で観察した。LDLはアミノ基由来の正電荷をもつが,酸化されると電荷が減少する。原子間力顕微鏡による表面形状観察ではLDLと酸化したLDLとの差異を検出できなかったが,Kelvin力顕微鏡によれば表面電位測定によって差異が検出できた。表面電位はLDLの酸化時間に伴って減少することが分かった。この方法はアテローム性動脈硬化患者やさまざまな酸化起因の患者から採集したLDLの分析に応用できる可能性がある。

シソーラス用語： *リポタンパク質 ,  *顕微鏡観察 ,  Kelvin法 ,  力顕微鏡 ,  酸化物 ,  認識 ,  *表面電位 ,  アテローム ,  医学的検査 ,  バイオテクノロジー

分類 (1件)： 生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (4件)： Kelvin力顕微鏡 ,  酸化 ,  低密度リポ蛋白質 ,  評価