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J-GLOBAL ID:201302253799286998   整理番号:13A1374562

重フェルミオン化合物 YbRh2Zn20の電子状態のメタ磁性挙動と圧力の効果

Metamagnetic Behavior and Effect of Pressure on the Electronic State in Heavy-Fermion Compound YbRh2Zn20
著者 (12件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 084705.1-084705.10  発行年: 2013年08月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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立方晶 CeCr<sub>2</sub>Al<sub>2</sub>0-型構造の重フェルミオン化合物 YbRh<sub>2</sub>Zn<sub>2</sub>0で高圧と磁場下の電気抵抗率と共に,磁化率,強磁場磁化,磁気抵抗効果,比熱とHall係数を測った。磁場H<sub>m</sub>= 65kOe,磁化率が幅広い最大を示す温度T<sub>χmax</sub> =5.3K 以下で<100>方向に沿ってメタ磁性挙動を観察した。電気抵抗率ρ=ρ<sub>0</sub> + AT<sup>2</sup>のT<sup>2</sup>依存性の係数Aと電子比熱係数C/Tは,H<sub>m</sub>で幅広い最大を有する。メタ磁場 H<sub>m</sub>は, 圧力を増やすと減少し,臨界圧力p<sub>c</sub>~5.2GPaでゼロになることを見つけた。対応して,A値は,急激に大きさが増加し,そして,ゼロ磁場の5.2GPaで,Fermi液体関係を,もはや満たさず,非Fermi液体状態を意味した。他方,H >20kOe磁場で低温抵抗率は,5.2GPaでさえT<sup>2</sup>依存性を示した。A係数は,磁場を増やすことで速く減少した。これらの結果は, 5.2GPaでの電子状態が量子臨界点に対応することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
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