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J-GLOBAL ID:201302253803685169   整理番号:13A0027470

地衣類分布資料(19)ヤクシマモジゴケとコバノシロツノゴケ

Materials for the Distribution of Lichens in Japan (19) Leiorreuma yakushimense (M. Nakan.) M. Nakan. & Kashiw. and Siphula decumbens Nyl.
著者 (7件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 408-411  発行年: 2012年12月20日 
JST資料番号: Y0108A  ISSN: 0022-2062  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ヤクシマモジゴケLeiorreuma yakushimense(M.Nakan.)M.Nakan.&Kashiw.は日本特産種で,屋久島だけに産することが知られている。本種は1963年に基準種が屋久島の永田岳付近で採集されて以来,新たな報告がなかった。ところが筆者らが2012年3月に地衣類絶滅危惧種の調査のため屋久島を訪れた際,淀川小屋から花之江河へ向かう登山道脇のユズリハや落葉樹の樹皮上で本種を発見した。本種の特徴は次の通りである:地衣体は痂状,リレラは地衣体上に突出し,ラビアは上部近くまで地衣体に被われる,盤は黒色で凹み粉霜はない。果殻は基部で厚く炭化するが側部は褐色化するものの炭化度は下部に行くほど強い。子嚢層は顆粒を含む。胞子は長楕円形,褐色,8-9本の横隔膜を有し,35-40×8-10μm。地衣成分としてヒポスチクチン酸(hypostictic acid)を主成分とし,微量のヒポサラチン酸(hyposalazinic acid)とビオキサンチン(vioxanthin)系の色素を含む。本種は東アジアに広く分布するヘリトリモジゴケLeiorreuma exaltatum(Mont.&v.d.Bosch)Staigerに似ているが,ヘリトリモジゴケは盤に灰白色の粉霜を持ちスチクチン酸を含むので区別できる。...(著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生態学 
引用文献 (5件):
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