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J-GLOBAL ID:201302254038987549   整理番号:13A1060874

クラスAβラクタマーゼにおける活性部位とアロステリック部位の間の情報交換

Communication between the active site and the allosteric site in class A beta-lactamases
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  ページ: 1-10  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: H0201B  ISSN: 1476-9271  CODEN: COCHDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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βラクタム型抗生物質を加水分解する,βラクタマーゼの細菌生産は共通な抗生物質耐性機構である。抗生物質耐性は優先度の高い介入分野であり,耐性を克服する一つの戦略は感染症の治療においてβラクタマーゼ阻害剤とともに抗生物質を投与することである。残念ながら,βラクタマーゼは日々出現する新しい阻害剤耐性変異体で急速に進化し,新規βラクタマーゼ阻害剤の設計と開発に駆り立てている。ここで,著者らは分子動力学シミュレーションを用いて二つの共通βラクタマーゼの阻害剤認識機構を調べた。βラクタマーゼ阻害蛋白質(BLIP)の結合は結合部位から離れた領域の屈曲性の変化を引き起こした。これらの領域の一つは,アロステリック阻害剤結合部位の上に蓋を形成すると以前同定された,H10ヘリックスであった。他のβラクタマーゼとの配列と構造比較を用いたH10ヘリックスのより詳細な検討は,二つの保存プロリン残基とスタッキング相互作用を形成する,高度に保存されたTrp229残基の存在を明らかにした。TEM-1とSHV-1のTrp229Ala変異体について分子動力学シミュレーションは,おそらく変異の結果としてスタッキング相互作用の喪失のために,アポ形において安定性の減少を生じた。変異TEM-1βラクタマーゼはBLIP存在下でより高いH10ゆらぎ,BLIPへのより高い親和性とBLIPとより高い相互相関を持った。著者らの結果はH10ヘリックスと特にW229が活性部位とアロステリック部位の間のアロステリック情報交換の重要なモジュレーターであることを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分子構造  ,  酵素一般  ,  分子・遺伝情報処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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