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J-GLOBAL ID：201302254688807480   整理番号：12A1790914

居住者の温冷感を考慮した空調負荷計算法に関する研究-居住者間の温冷感分布とその対策-

A STUDY ON AIR-CONDITIONING LOAD CALCULATION METHOD CONSIDERING THERMAL SENSATION OF RESIDENTS-Difference of thermal sensation between residents and measures to reduce the difference-

著者 (2件)： CUI Jun (近畿大 工) ,  渡辺俊行 (西部ガス)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 682  ページ： 957-966  発行年： 2012年12月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 空調負荷を居住者の温冷感を考慮して算出する空調負荷計算法である温冷感法において,その実用性を考える上で必要な居住者の温冷感分布について検討した。本報では,計算対象室内に対象点と参照点を設けて計算を行い,両点での温冷感の差異を比較して過大な温冷感のムラを減らす対策を検討した。その結果,温冷感法では対象点と参照点の間にPMVの差は生じるが運用方法によってその差を一定範囲内に抑えることができること,対流空調方式では在室者間の距離が5.2m程度離れる場合はPMVに大差は生じないこと,放射空調方式では在室位置の違いによるPMVの差は放射パネルと在室者の位置関係や対象点でのPMV設定値によって大きく変わること,などが分った。

シソーラス用語： 住民 ,  感覚 ,  *空気調和装置 ,  冷暖房負荷 ,  数値計算 ,  温熱環境 ,  *快適性 ,  *位置 ,  対流熱伝達 ,  *放射熱伝達 ,  予熱 ,  温冷感 ,  *PMV ,  熱伝達

分類 (2件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  空気調和装置一般  (PC02010U)

引用文献 (13件)：

• 1) Stephenson, D.G. and Mitalas, G.P. : Cooling load calculations by thermal response factor method, ASHRAE Transactions, Vol.73, Part 1,pp.III.1.1-III.1.7, 1967
• 3) 松尾陽:壁体応答特性近似解法、日本建築学会大会学術講演梗概集(計画系)、pp.55-56、1969.8
• 4) 木村建一、石野久彌:時系列畳み込み積分の近似算法、日本建築学会大会学術講演梗概集(計画系)、pp.127-128、1971.11
• 5) 松尾陽:建物伝熱の近似解法とその応用、日本建築学会大会学術講演梗概集(計画系)、pp.133-134、1971.11
• 6) 斎藤平蔵、李鍵、赤坂裕:Z変換法による非定常伝熱計算法、空気調和・衛生工学、第47巻、第9号、pp.1-9、1973.9

タイトルに関連する用語 (7件)： 居住者 ,  温冷感 ,  空調負荷 ,  計算法 ,  研究 ,  分布 ,  対策