抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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手話認識における主要な課題として,運動特徴の抽出と空間的位置関係の表現がある。我々はヒト腕運動の運動計画モデルであるジャーク最小規範に基づいて抽出された経由点を手話の特徴量とする認識手法を提案している。三次元空間において抽出された経由点は手話運動を効率良く再現可能であり,特徴量として優れているが,同一話者の手話であっても発話ごとの差異があるため,先行研究においては抽出された手話の開始位置を揃え,動作形状の違いを比較することで空間位置の差異を無視することにした。しかし,語彙の増加に伴い,異なる空間位置で同じ動作を行う手話を判別できない問題が生じた。本研究では手話の音韻に基づいた空間分割を行い,空間の異なる同一動作手話の増加に対応しうる経由点照合方式を検討する。(著者抄録)