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J-GLOBAL ID：201302255289426305   整理番号：13A1407770

金属錯体オリゴマのキラル特徴に関するVCD(振動円偏光二色性)研究

VCD Studies on Chiral Characters of Metal Complex Oligomers

著者 (2件)： SATO Hisako (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  YAMAGISHI Akihiko (Toho Univ., Funabashi, JPN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 14  号： 1  ページ： 964-978 (WEB ONLY)  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,溶液中におけるキラル金属錯体の立体化学特性研究への振動円偏光二色性(VCD)分光法応用結果をレビューした。理論的計算の支援で,一連のβ-ジケトナート錯体測定により,金属錯体の振動特性を反映するキラル特徴を明らかにした。振動エネルギー準位や低い電子状態に及ぼす中心金属イオンの電子物性の影響に注目した。更に,調査をβ-ジケトナート錯体ユニットのオリゴマへ拡張した。キラル不活性部位が不安定な金属イオンと結合する時,VCDスペクトルにより,キラル構造の誘導を確認した。これらの結果では,VCD分光法が,他の分光法で明らかにし難い単核/多核キラル金属錯体の静/動特性を明らかにする上で,どのように有効かを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *円偏光二色性 ,  *ルテニウム錯体 ,  *オリゴマ ,  *錯体 ,  計算 ,  理論 ,  特性 ,  振動エネルギー ,  エネルギー準位 ,  電子状態 ,  物理的性質 ,  円偏光二色スペクトル ,  静特性 ,  動特性 ,  多核錯体 ,  偏光測定
準シソーラス用語： *キラル錯体 ,  円二色性分光法 ,  円偏光二色性スペクトル ,  *振動円偏光二色性 ,  振動特性 ,  単核錯体 ,  電子物性 ,  理論計算

分類 (3件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  有機化合物・錯体の磁気光学・電気光学スペクトル(分子)  (BH06082E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 金属錯体 ,  オリゴマ ,  キラル ,  VCD ,  振動円偏光二色性 ,  研究