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J-GLOBAL ID：201302255432223801   整理番号：13A0768577

LC-MS/MS及びライブラリ検索を用いるヒト尿中の合成カンナビノイド9種及び代謝産物20種の定性的確認

Qualitative Confirmation of 9 Synthetic Cannabinoids and 20 Metabolites in Human Urine Using LC-MS/MS and Library Search

著者 (5件)： WOHLFARTH Ariane (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  SCHEIDWEILER Karl B. (National Inst. of Health, Maryland, USA) ,  CHEN Xiaohong (ABSciex, California, USA) ,  LIU Hua-fen (ABSciex, California, USA) ,  HUESTIS Marilyn A. (National Inst. of Health, Maryland, USA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 85  号： 7  ページ： 3730-3738  発行年： 2013年04月02日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成カンナビノイドは芳香剤,消臭剤,エアフレッシュナーなどと偽って販売されている不法なデザイナードラッグであり,それらはナフトイルインドール類,フェニルアセチルインドール類,ベンゾイルインドール類,シクロヘキシルフェノール類などからなる。本研究では尿中のこれら親化合物及び代謝産物を同定するためのLC-MS/MS法を提案した。この方法では初めに酵素加水分解し,アセトニトリルによって尿蛋白質を沈殿させた後,ギ酸水溶液とアセトニトリルを用いたKinetex XB-C18カラムでの傾斜溶離によってクロマトグラフィック分離した。そしてこれにABSciex 5500 QTRAP質量分析計での生成物イオン走査実験による多重反応モニタリングを後続させた。選択性,マトリックス効果,回収率,検出限界,キャリオーバ,自動試料採取器安定性などを評価することよってこの方法の有効性を確認した。広い範囲のグルクロニド,参照標準物質としてのJWH-018 5-ヒドロキシペンチルグルクロニドの加水分解効率についても明らかにすることができた。

シソーラス用語： *薬剤分析 ,  *カンナビノイド ,  *代謝産物 ,  *尿中排泄 ,  *LC-MS分析 ,  *タンデム質量分析 ,  *検索 ,  *データベース ,  ヒト ,  薬物 ,  薬物代謝 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  フェノール類 ,  加水分解 ,  酵素反応 ,  タンパク質 ,  除去 ,  傾斜溶離法 ,  選択イオンモニタリング ,  グリコシド ,  GC-MS分析
準シソーラス用語： *LC-MS/MS分析 ,  インドール類 ,  *カンナビノイド類 ,  グルクロニド ,  *データベース検索 ,  デザイナドラッグ ,  酵素加水分解 ,  除蛋白質 ,  多重反応モニタリング ,  尿蛋白質

分類 (4件)： 薬物の分析  (GV01040Q) ,  生体物質一般  (EB02010G) ,  各種分析法一般  (CC08010X) ,  データベースシステム  (JD03030U)

物質索引 (8件)： JWH-250 ,  JWH-018 ,  JWH-073 ,  JWH-081 ,  JWH-122 ,  JWH-200 ,  JWH-210 ,  RCS-4

タイトルに関連する用語 (7件)： LC-MS ,  ライブラリ ,  検索 ,  ヒト ,  尿 ,  合成カンナビノイド ,  代謝産物