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J-GLOBAL ID：201302255457697522   整理番号：13A0012373

インバータ出力配線へのシールドケーブルの適用に関する検討

A Study on the Use of Shielded Cables in Inverter Output Wiring

著者 (2件)： 土田崇 ((株)関電工) ,  土田崇 (長岡技術科学大学)
資料名： 電気学会論文誌 D  (IEEJ Transactions on Industry Applications)
巻： 132  号： 7  ページ： 718-726 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： X0451A  ISSN： 0913-6339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PWMインバータのコモンモード電流対策でシールドケーブルの適用を検討し,TT系統ではコモンモード電流の増加と電磁干渉発生を確認したが,IT系統の両端接地によりコモンモード電流の大幅な抑制を確認した。電圧駆動型PWMインバータでシールドケーブルおよび接地方法を変えた試験概要と測定回路および測定方法を示した。試験結果として,低周波帯域のコモンモード電流がシールド使用により増加することを明らかにした。インバータ側と誘導電動機側でシールドを片側設置した場合および両端接地した場合の等価回路を示し,高周波帯域での電磁干渉低減に両端接地が有効であるとした。B種接地の絶縁による接地系統であるIT系統により,低周波帯域の電流抑制が可能であることを立証した。

シソーラス用語： *インバータ ,  出力 ,  配線 ,  *電流 ,  電流制御 ,  *電力ケーブル ,  接地 ,  *誘導電動機 ,  電磁干渉 ,  接地装置
準シソーラス用語： *コモンモード電流 ,  PWMインバータ

分類 (1件)： 電力変換器  (NB08030B)

引用文献 (18件)：

• (1) M. Hattori, Y. Kamata, S. Sumitani, Y. Naito, Y. Hiratomo, and M. Maekawa: “Malfunctions due to Electromagnetic Disturbances from Power-Electronic Equipment”, 1998 National Convention Record of IEEJ, S. 19-5 (1998) (in Japanese)
• 服部光男・鎌田 豊・住谷昭二郎・内藤義男・平伴喜光・前川正弘:「パワーエレクトロニクス機器の電磁ノイズ関連のトラブル例」, 平成10年電気学会全国大会, S. 19-5 (1998)
• (2) S. Ogasawara, H. Fujita, and Y. Akagi: “Modeling and Analysis of High-frequency Leakage Currents Caused by Voltage-source PWM inverters”, IEEJ Trans. IA, Vol. 115, No. 1, pp. 77-83 (1995) (in Japanese)
• (3) S. Ogasawara: “Reduction of Leakage Current, Surge Voltage and Shaft Voltage in Variable-speed AC Drives”, IEEJ Trans. IA, Vol. 118, No. 9, pp. 975-980 (1998) (in Japanese)
• (4) T. Oe and Y. Akagi: “A Passive EMI Filter Requiring Access to the Ungrounded Motor-Neutral Line—Its Application to a Voltage-source PWM Rectifier / Inverter system—”, IEEJ Trans. IA, Vol. 127, No. 1, pp. 69-76 (2007) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (3件)： インバータ ,  シールド ,  ケーブル