抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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稲わらは日本全体で年間約900万トンが発生し,稲作が盛んな新潟県では年間約65万トンが発生している。発生した稲わらは多くが鋤き込まれているが,生育阻害や嫌気分解などが懸念されている。一方下水汚泥の嫌気性消化槽に他のバイオマスを混入して,消化ガス生成量の増大を図る混合嫌気性消化法が注目されている。そこで下水汚泥と稲わらとの混合嫌気性消化のパイロット実験施設を作り,実験を行った。その結果,下水汚泥に対するTS混合比1:0.50までは消化特性に影響なく発生ガス量を増大できることが分かった。今後は消化汚泥の脱水性やエネルギー利用の検討を行う予定である。