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J-GLOBAL ID：201302255681268599   整理番号：13A0283226

ルテニウム触媒反応Belousov-Zhabotinsky液滴の自己運動の制御

Control of the Self-Motion of a Ruthenium-Catalyzed Belousov-Zhabotinsky Droplet

著者 (5件)： KITAWAKI Sho (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  SHIOIRI Kazuki (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  SAKURAI Tatsunari (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KITAHATA Hiroyuki (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  KITAHATA Hiroyuki (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 51  ページ： 26805-26809  発行年： 2012年12月27日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Belousov-Zhabotinsky(BZ)反応媒質の自発的液滴の自己運動を先に報告した;しかしながら,このような運動を制御する企てには成功しなかった。ここでは,空間的勾配,すなわち空間分布を有する光照射のもとでルテニウム錯体Ru(bpy)₃₊とRu(bpy)₂₊を用いることによって液滴内部の化学的波伝搬を制御することを企てた。Ru触媒反応光増感BZ反応において光照射は化学振動を通常阻害することが知られている;しかしながら,酸化と還元条件間の界面張力差に関する報告はない。オレイン酸中Ru触媒反応光増感BZ反応の界面張力が化学振動に結びついて変化してMarangoni対流を誘起することを確認した。その後空間分布した光照射を用いて液滴運動の方向を制御することに初めて成功した。また,高強度の光照射を用いて液滴運動を停止することができた。これらの結果はパターン形成と結合する運動の理解を支援する。

シソーラス用語： *Belousov-Zhabotinskii反応 ,  *液滴 ,  ルテニウム触媒 ,  *光触媒反応 ,  *運動制御 ,  ルテニウム錯体 ,  波動伝搬 ,  光増感作用 ,  光照射 ,  空間分布 ,  酸化還元反応 ,  界面張力 ,  Marangoni対流 ,  パターン形成 ,  放射強度 ,  時空 ,  数値積分 ,  運動方程式 ,  窒素複素環化合物 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  振動
準シソーラス用語： 化学振動 ,  Stokes方程式 ,  光強度 ,  時空間 ,  波伝搬

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (2件)： 2,2′-ビピリジン ,  オレイン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： ルテニウム ,  触媒反応 ,  液滴 ,  自己運動