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J-GLOBAL ID：201302255756169699   整理番号：13A1398825

共分散データ処理を用いた二次元NMR

著者 (1件)： 武田和行 (京大 大学院理学研究科)
資料名： 分光研究  (Journal of the Spectroscopical Society of Japan)
巻： 62  号： 4  ページ： 177-178  発行年： 2013年08月15日 
JST資料番号： F0007A  ISSN： 0038-7002  CODEN： BUKKAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近提唱された共分散NMR法を用いると,従来の二次元FT-NMRと同一のパルスシーケンスを用いるが,従来よりも少ないデータセット数で同等の構造情報を取得することができる。従って,測定に要する時間を短縮することができるか,又は与えられた時間内で積算回数を増やして感度を向上させることができる。共分散NMRを,固体高分解能NMRに適用した例を示した。今後共分散NMRの活用により,分子の高次構造の解析が進められることが期待される。

シソーラス用語： *共分散 ,  *データ処理 ,  *二次元NMR ,  Fourier変換 ,  パルス列 ,  集合 ,  時間 ,  積算 ,  感度 ,  高分解能 ,  *高次構造 ,  *分子構造 ,  *構造解析 ,  データセット ,  固体NMR
準シソーラス用語： パルスシーケンス ,  測定時間

分類 (2件)： その他の物理分析  (CC03014E) ,  NMR一般  (BM07041R)

引用文献 (9件)：

• NODA, I. Appl. Spectrosc. 1993, 47, 1329-1336
• BRUSCHWEILER, R. J. Chem. Phys. 2004, 120, 5253-5260
• BRUSCHWEILER, R. J. Chem. Phys. 2004, 121, 409-414
• HU, B. J. Chem. Phys. 2008, 128, 134502
• HU, B. Solid State Nucl. Magn. Reson. 2007, 3, 163-168

タイトルに関連する用語 (2件)： 分散データ処理 ,  二次元NMR