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J-GLOBAL ID:201302255977748987   整理番号:13A0727867

2つの代表的社会経済シナリオに基づく世界低炭素社会シナリオ解析

Global Low-Carbon Society Scenario Analysis based on Two Representative Socioeconomic Scenarios
著者 (3件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 79-87  発行年: 2013年 
JST資料番号: L4017A  ISSN: 1343-8808  CODEN: GLERFH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本稿は2050年までに1990年レベルのGHGを半減すると言う気候緩和目標を分析した。このために2つの社会経済シナリオを考慮した。計算可能一般均衡(CGE)モデルを分析に用いた。将来に対して大きな不確実性があるが,本稿は幾つかの事柄を確認した。即ち1)この排出削減目標は世界的にGDPの1.2%減少を生じる可能性があり,これは地域,国家間で変動する,2)再生エネルギーとCCS(炭素捕捉と隔離)が大きなGHG削減への主要技術である,3)他の国同様にアジア地域はGHG放出削減に対する大きな努力を払わざるを得ない。これ等の知見は,この様な大きな削減が考慮したシナリオ内で実現可能なことを意味した;然しこれ等必要とされる技術を利用可能にする為には,技術開発と普及が必要である。大きなGDP損失を受ける地域は支援されるべきであり,これを考慮した国際的政治枠組み開発が必要であった。
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分類 (3件):
分類
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環境工学一般  ,  環境問題  ,  大気管理 
引用文献 (16件):
  • Babiker, M.H., J.M. Reilly, M. Mayer, R.S. Eckaus, I. Sue Wing I. and R.C. Hyman (2001) The MIT Emissions Prediction and Policy Analysis (EPPA) model: revisions, sensitivities, and comparisons of results, MIT Joint Program on the Science and Policy of Global Change, Report, No.71.
  • Clarke L., J. Edmonds, V. Krey, R. Richels, S. Rose and M. Tavoni (2009) International climate policy architectures: Overview of the EMF 22 international scenarios. Energy Economics, 31: S64-S81.
  • Clarke, J.F. and J.A. Edmonds (1993) Modelling energy technol-ogies in a competitive market. Energy Economics, 15: 123-129.
  • den Elzen, M.G.K., M.M. Berk, P. Lucas, C. Criqui and A. Kitous (2006) Multi-stage: A rule-based evolution of future commit-ments under the climate change convention, International Environmental Agreements. Politics, Law and Economics, 6 (1): 1-28.
  • Fujimori S., T. Masui and Y. Matsuoka (2012) AIM/CGE [basic] manual, Discussion Paper Series, No. 2012-01, Center for Social and Environmental Systems Research, NIES (National Institute for Environmental Studies. <http://www.nies.go.jp/social/dp/p df/2012-01.pdf>
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