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J-GLOBAL ID:201302256274107510   整理番号:12A1811802

2008年8月5日の東京・雑司が谷の多重セル雷雨の降水コア発達と構造のXバンド二重偏波レーダ観測

X-Band Dual-Polarization Radar Observations of Precipitation Core Development and Structure in a Multi-Cellular Storm over Zoshigaya, Japan, on August 5, 2008
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 701-719 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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個々の降水コア内の構造を調べた。降水セルとコアを含水量(LWC)に基づいて定義した。この雷雨は降水コアを伴った20の降水セルで構成された。これらの17セルは単一コア,(単一コアのセル)が特徴で,持続時間は30分未満(5~25分)であった。対照的に,他の3セルは,連続して発生した幾つかの補助の降水コア(多重コアのセル)から形成され,各々は約15分続き,セルはそれ自体比較的長命(≧40分)であった。単一コアのセルは,下層収束で駆動された上昇気流で発達し,降水負荷による下降気流に変換される前に約10分間持続した。支持する上昇気流無しで,降水コアは最初の出現後5~25分で地上に落下した。対照的に,それらの最盛期中の多重コアセルの降水コアの置換は,降水セルに暖湿空気を供給した低高度の南東風の流入に関連した周期的な強い上昇気流によって駆動された。降水セルとコアの統計解析の結果を示した。各降水セルからの降雨量は関係の0.89の傾斜および0.95の相関係数よってセルの一生に比例した。多重コア・セルの平均上昇気流および下降気流速度(それぞれ7.9と4.7ms-1)は単一の芯のセル(それぞれ5.2と3.7ms-1)内より強かった。単一コア・セルの降水コアの平均含水量は,4.0gm-3であった,多重コア・セルは平均5.3gm-3であった。単一コア・セルおよび多重コア・セルの平均形成高度は,それぞれ4.7kmおよび4.6kmであった。降水コアの強度および形成高度は,互いにほぼ比例した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (55件):
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