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J-GLOBAL ID:201302257274745962   整理番号:13A0012237

自動採譜のための楽器音同定及び音高推定手法

Musical Instrument Identification and Pitch Estimation Method for Automatic Transcription
著者 (2件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 1510-1515 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: S0810A  ISSN: 0385-4221  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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採譜とは演奏された音楽を聞き取り,楽譜として書き起こす作業を言う。この作業は高度な聴音能力,音楽知識,経験を要求されるため未経験者には困難であり,たとえ経験者であっても多くの時間と労力を要する。また,音感やリズム感などは人によって異なるため,採譜者のセンスによって違う結果になることが多々ある。これらの作業をコンピューターに行わせることで,素早く確実な採譜を実現することが自動採譜の目的である。本論文では,自動採譜のために複数楽器混合音に対する楽器音同定及び音高推定を同時に行う手法を提案した。本手法は,まず,入力音のパワースペクトルから対数スケール周波数領域でHC(Harmonic Clustering)を適用し,混合音を単音に分解する。次に,各分離音のMFCC(Mel Frequency Cepstrum Coefficients)をもとに音色特徴データベースを用いてSVM(Support Vector Machine)により楽器音を同定する。続いて,パワースペクトルのピーク位置情報をもとに,音高データベースを用いて音高を推定する。シミュレーションでは,RWC研究用音楽データベースRWC-MDB-2001(Real World Computing-Music Database-2001)の実音を用いた各種楽器の混合音に対して楽器音同定及び音高推定を行い,その有効性を検証した。
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分類 (2件):
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引用文献 (18件):
  • (1) 片寄晴弘:「自動採譜」,信学誌,Vol. 79, No. 3, pp. 287-289 (1996)
  • (2) F. Argenti, P. Nesi, and G. Pantaleo : “Automatic Transcription of Polyphonic Music Based on the Constant-Q Bispectral Analysis”, IEEE Trans. Audio, Speech, Lang. Process. (2010)
  • (3) M. P. Ryynanen and A. P. Klapuri : “Automatic Transcription of Melody, Bass Line and Chords in Polyphonic Music”, Computer Music Journal, Vol. 32, No. 3, pp. 72-86 (2008)
  • (4) G. Constantini, M. Todisco, R. Perfetti, and D. Casali : “SVM Based Transcription System with Short-Term Memory Oriented to Polyphonic Piano Music”, Proc. IEEE Mediterranean Electrotechnical Conference, pp. 196-201 (2010)
  • (5) C. Yeh, A. Roebel, and X. Roder : “Multiple Fundamental Frequency Estimation and Polyphony Interference of Polyphonic Music Signals”, IEEE Trans. Audio, Speech, Lang. Process., Vol. 18, No. 6, pp. 1116-1126 (2010)
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