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J-GLOBAL ID:201302257951894961   整理番号:13A1156615

温度が液体金属内における9Cr鋼のキャビテーション侵食に及ぼす効果

Effect of temperature on cavitation erosion of 9Cr steel in liquid metal
著者 (3件):
資料名:
巻: 303  号: 1-2  ページ: 269-275  発行年: 2013年06月15日 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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FBR型原子炉や産業機械装置などの安全性を確認するためには,液体金属内におけるキャビテーション侵食に関する研究が,非常に重要である。しかしながら,その液体金属内におけるキャビテーション侵食に関する研究は,水中における研究と比べて,極めて少ない。本研究では,その温度が液体金属内におけるキャビテーション侵食に及ぼす効果について明らかにする。液体金属内の高温におけるエロージョン試験を行うために,キャビテーション侵食試験装置を開発し,また,安定した試験性能を実現できることを確認した。その試験液体を,鉛-ビスマス合金とし,また,その試料を,9CrとSUS304鋼によって作製した。その結果から,「そのキャビテーション侵食率は,温度の上昇に伴って増加し,そして,約70°Cの相対温度(その相対温度を,その凍結温度において,0°Cと定義し,また,沸騰温度において,100°Cと定義した)において,ピーク値に達した」ことを明らかにした。そのエロージョン率の予測を,ナトリウムにおいて論議した。「ナトリウム内でのエロージョン率は,鉛-ビスマスと脱イオン水の間のエロージョン率の半分である」と推定した。鉛-ビスマス合金(PbBi)内において,キャビテーション侵食試験を行った。そのエロージョン率は,6.3~65.5°Cの相対温度範囲内の温度に伴って増加する。相対温度の1°Cごとの増加によって,PbBi内におけるエロージョン率は,10°Cから40°Cまでにおいて,3~4%増加した。1°Cごとの増加によって,PbBi内におけるエロージョン率は,40°Cから50°Cまでにおいて,6~7%増加した。ナトリウム内におけるエロージョン率の予測方法について論議した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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腐食基礎理論,腐食試験  ,  潤滑一般  ,  液体金属のレオロジー 
タイトルに関連する用語 (2件):
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