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J-GLOBAL ID：201302257976894265   整理番号：13A0517649

Terramod-BS:BS-Horizonを組み込んだ地層境界面推定・表示Visual Basicプログラム

Terramod-BS : Visual Basic Program for Determination and Visualization of Geologic Boundary Surface Including BS-Horizon Module

著者 (3件)： 坂本正徳 (国学院大学人間開発学部) ,  野々垣進 ((独)産業技術総合研究所) ,  升本眞二 (大阪市立大学大学院理学研究科)
資料名： 情報地質  (日本情報地質学会誌)
巻： 23  号： 4  ページ： 169-178 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L2598A  ISSN： 0388-502X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは点在する野外測定データ(等式・不等式位置データと走向・傾斜データ)にもとづいて地層境界面を推定・表示するVisual BasicプログラムTerramodを開発してきた.現行版では境界面の推定にHorizon2000(塩野ほか,2001)の手法を利用している.このバージョンでは境界面を格子データで離散表現するため,格子数の大きいDEMの作成が困難であるなどのHorizon2000と同様の欠点がある.そのため,Horizon2000に代わって,境界面推定方法として新たにBS-Horizon(野々垣ほか,2008)を組み込んだ.この手法では境界面は双3次B-スプラインの形式で処理されるため,Windows環境下で広域にわたる高分解能DEMを簡便に作成できるようになった.本論ではこの最新版Terramod-BSの利用方法を解説する.(著者抄録)

シソーラス用語： *数学モデル ,  *可視化 ,  グラフ理論 ,  *層序 ,  現地調査 ,  数値地形モデル
準シソーラス用語： DEM【数値標高モデル】

分類 (1件)： 数理地質学  (DE01020S)

引用文献 (12件)：

• 神谷泉・田中耕平・長谷川裕之・黒木貴一・早田靖博・小田切聡子・政春尋志(1999)傾斜量図の作成とその応用.情報地質,vol. 10, no. 2, pp. 76-79
• Masumoto , S., Raghavan, V., Sakamoto, M. and Shiono, K. (1993)TERRAMOD : A Program for generation of three dimensional Terrain model using Digital Elevation Data. Geoinformatics, vol. 4, no. 4, pp. 36-389.
• 日本情報地質学会(2000)地質情報技術研修プログラム講習会テキスト(空間情報部門,等高線図と地質図の作成).
• 野々垣進・升本眞二・塩野清治(2008)3 次 B- スプラインを用いた地層境界面の推定.情報地質,vol. 19, no. 2, pp. 61-77.
• 坂本正徳・升本眞二・Venkatesh Raghavan・塩野清治(1995)TERRAMOD(Visual Basic 版)の開発-デジタル標高データを用いた地形の3次元モデル作成プログラム-.情報地質,vol. 6, no. 4, pp. 209-227.

タイトルに関連する用語 (4件)： 地層 ,  境界面 ,  推定 ,  BASIC