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J-GLOBAL ID:201302258747977765   整理番号:13A1283613

珍しいブラジル産果実の抗酸化及び抗増殖活性の評価ならびにフェノール化合物の同定

Assessment of antioxidant and antiproliferative activities and the identification of phenolic compounds of exotic Brazilian fruits
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 417-425  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フラボノイドを含むフェノール化合物は,ヒトの健康に貢献する野菜や果物の主な生理活性化合物であることが示唆されている。本研究では,ブラジルのセラード地域の果物であるgabiroba(Campomanesia cambessedeana Berg),murici(Byrsonoma verbascifolia Rich)及びguapeva(Pouterias guardneriana Radlk)の総フェノール及びフラボノイド化合物含有量,ORAC,ペルオキシルラジカルスカベンジング活性(PSC),細胞抗酸化活性(CAA)及び抗増殖性について検討した。分析の結果,gabirobaフルーツは総フェノール化合物が851.0±40.7mg/100g果実と最高の数値を示し,ORAC(8027.5±378.6μmol TE/100g果実),PSC(2342.5±48.1μmol AEE/100g果実)ともに最高の抗酸化活性を示した。gabiroba果実及びguapevaパルプはそれぞれEC<sub>50</sub>が最低の40.7±4.8mg/mL及び37.9±2.2mg/mLと,最高の抗増殖活性を示した。分析した果実のCAAの結果は互いに有意な差(p<0.05)はなかった(murici 41.3±17.8;gabiroba 33.9±18.8及びguapevaパルプ 23.3±4.2μmolケルセチン/100g果実)。ESI-TOF-MSを用いてguapevaパルプ,gabiroba及びmuriciエキスで30種類以上のフェノール化合物が同定された。ブラジル産果実の機能的な活性が明らかにされたのは初めてで,セラード地域生物群系のこれら果実の重要性が示された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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食品の化学・栄養価  ,  食品の分析  ,  果実とその加工品 

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