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J-GLOBAL ID:201302258904068030   整理番号:13A1737139

金属(半金属)への曝露の遺伝毒性作用 ポルトガルのPanasqueira鉱山地域で生活し働く人々の分子疫学調査

Genotoxic effect of exposure to metal(loid)s. A molecular epidemiology survey of populations living and working in Panasqueira mine area, Portugal
著者 (15件):
資料名:
巻: 60  ページ: 163-170  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポルトガルの中央部のPanasqueira鉱山地域で生活する人々の金属(半金属)への曝露を研究した前回の調査は,曝露した個々人における,ヒ素,クロム,鉛,マンガン,モリブデン,ならびに,亜鉛等の金属の高い体内用量を発見した。本研究の目的は,個々人において前回検査した種々な生体組織における環境と職業により曝露した金属(半金属)により引き起こされる遺伝毒性障害の程度と,代謝とDNA修復に含まれる遺伝的多型性の想定される調整的役割を評価することにあった。T細胞受容体突然変異試験,コメット試験,小核(MN)試験,ならびに,染色体異常(CA)試験を,Panasqueira鉱山で働くか,その同じ地域で生活する122人の被験者の集団において行った。GSTA2,GSTM1,GSTP1,GSTT1,XRCC1,APEX1,MPG,MUTYH,OGG1,PARP1,PARP4,ERCC1,ERCC4,ならびに, ERCC5遺伝子における多型性の修正作用を研究した。調査した全てのバイオマーカの出現頻度の有意な増加を曝露集団に認めたが,環境曝露による出現頻度が,概して,大きかった。GSTM1の除去への多型性の,CA出現頻度へのOGG1 rs1052133の,DNA損傷へのAPEX1 rs1130409,DNA損傷とCA出現頻度へのERCC1 rs3212986,MNとCAの出現頻度へのERCC4 rs1800067の有意な影響を認めた。著者たちの結果は,Panasqueira鉱山地域における金属(半金属)汚染が,鉱山で働くか,その地域で生活する個々人の両方に遺伝毒性障害を引き起こしたことを示す。認めた影響は,体内曝露用量と密接に関係し,それは,敏感な遺伝子型ではより一層明白である。曝露した人々を保護するためには政府が直ちに介入する必要がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
人間に対する影響  ,  重金属とその化合物一般  ,  金属及び金属化合物の毒性 

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