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J-GLOBAL ID:201302258984534304   整理番号:13A1578115

Ba0.92Ca0.08TiO3セラミックの誘電特性に対する粒径の効果

Grain Size Effect on Dielectric Properties of Ba0.92Ca0.08TiO3 Ceramics
著者 (5件):
資料名:
巻: 52  号: 9,Issue 2  ページ: 09KC05.1-09KC05.6  発行年: 2013年09月25日 
JST資料番号: G0520B  ISSN: 0021-4922  CODEN: JJAPB6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,Ba0.92Ca0.08TiO3セラミックの誘電特性に対する粒径の効果を示した。マイクロメートルおよびナノメートルの粒径を持つ微細粒径Ba0.92Ca0.08TiO3セラミックを,それぞれ2段階焼結法およびエアロゾル堆積法によって作製した。粒径減少に伴って,粒径が400nmよりも大きい時,Ba0.92Ca0.08TiO3セラミックの誘電率は増加したが,一方,粒径が400nmよりも小さい時,誘電率は減少した。マイクロメートル粒径を持つBa0.92Ca0.08TiO3セラミックの誘電率は,BaTiO3セラミックの誘電率よりも低かった。これは,ソフトモードのハードニングとCa置換による90°領域壁寄与の減少に起因した。さらに,Ba0.92Ca0.08TiO3セラミックに対して最大誘電率を与える粒径は,BaTiO3セラミックに対する粒径よりも低かった。この結果は,Ba0.92Ca0.08TiO3は,BaTiO3セラミックほど粒径効果に敏感ではないことを示唆した。誘電率の粒径依存性におけるこれらの特徴は,Ba0.92Ca0.08TiO3の正方晶系構造安定性によって説明された。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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強誘電体,反強誘電体,強弾性  ,  酸化物薄膜  ,  電気的性質 
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