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J-GLOBAL ID：201302259074515248   整理番号：13A0779235

瀬戸内海東部における海域別の栄養塩収支

著者 (9件)： 阿保勝之 (水研セ 瀬戸内水研) ,  樽谷賢治 (水研セ 西水研) ,  中川倫寿 (水研セ 瀬戸内水研) ,  阿部和雄 (水研セ 瀬戸内水研) ,  中嶋昌紀 (大阪水技セ) ,  原田和弘 (兵庫水技セ) ,  高木秀蔵 (岡山水研) ,  宮川昌志 (香川水試) ,  上田幸男 (徳島水研)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 春季  ページ： 77  発行年： 2013年03月11日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,瀬戸内海東部海域では栄養塩不足によるノリの色落ちが頻繁に発生している。栄養塩不足の要因は,大型珪藻による消費,外洋からの栄養塩供給量の低下,陸域負荷の減少など多くの要因が重なっている。本研究では,東部瀬戸内海における栄養塩の動態を把握するため,低次生態系モデルを用いて水質の季節変動を再現し,各海域における栄養塩収支を計算した。紀伊水道を除く海域では一次生産が卓越して栄養塩を消費していた。大阪湾では春から秋に陸域からの栄養塩負荷が大きく,播磨灘北部では大阪湾からの栄養塩供給の影響が大きかった。また,ノリ漁期後半の栄養塩不足は,植物プランクトンによる消費が主な原因であったと考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *瀬戸内海 ,  *栄養塩類 ,  *物質収支 ,  養殖 ,  季節的変動 ,  生物生産 ,  海藻食品 ,  干物 ,  生態系 ,  *海水
準シソーラス用語： 栄養塩負荷 ,  ノリ

分類 (3件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  生態系  (EE01040P) ,  海藻類  (FH02040G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 瀬戸内海 ,  海域 ,  栄養塩 ,  収支