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J-GLOBAL ID:201302259899807250   整理番号:13A0676180

共鳴噴流の流動特性と切欠きノズルによる制御

Jet Flow from Resonance Nozzle and Flow Control by Notched Nozzle
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号: 798  ページ: 126-139 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0183A  ISSN: 1884-8346  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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オリフィスノズルから噴出された噴流の直後にある大きさの容量(共鳴室)を設け,その端にもう一つのオリフィスを設置すると,一つ目のオリフィスから放出された渦が共鳴室内で共鳴・増幅され,すなわち,ノズル出口流量や共鳴室の容量などに依存した特定の周波数の撹乱成分が増幅され,それが二つ目のオリフィスからの渦と干渉し,共鳴噴流(resonance jet)となる。この撹乱成分の増幅,渦の干渉による大規模渦の生成,及び中心線流速の増加などは,噴流の拡散・混合特性の改善,促進に対して非常に有用である。本研究では,共鳴オリフィスノズルの二つ目のオリフィスノズルに,比較的小さな三角形状の切欠きを設置した特殊共鳴オリフィスノズルの使用により,共鳴噴流の乱れの増加,混合・拡散特性の改善などを図ることを目的とし,それらが共鳴自由噴流の流動特性に及ぼす影響を,空気噴流の平均及び変動速度分布の測定などから明らかにした。その結果,運転動力一定の条件下での切欠き共鳴噴流の流量は,特にノズル出口近傍でオリフィス,及び共鳴噴流よりかなり大きくx/d≒3~4(d:ノズル直径)でほぼ同様になる,例えば,ノズル出口直後x/d=0.2での切欠き共鳴噴流の流量は,オリフィス,及び共鳴噴流のそれぞれ約2.5,1.3倍と極めて大きくなる,などのことが知れた。(著者抄録)
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